2016年の医療機械

お世話になっている某大企業の社長様とランチを御一緒させていただきました。2016年に登場する医療器具、医療システムについてdiscussionさせていただき、更に、共通の趣味であるダイビングで盛り上がった時間でした。
レントゲン読影では、骨に重なって、読影が難しくなるのですが、肋骨や背骨を画像処理で消せるようなレントゲンシステムだそうです。新年早々、実物を拝見させていただくことになりました。レントゲン読影の分野では画期的な技術革新になるかもしれません。貴重な意見交換の時間でした。

12月27日

PM0.1対応の高性能空気清浄機 読売新聞と中日新聞

中国からのPM2.5が最近再び問題になっております。PM2,5とは2.5マイクロメートル以下の微粒子のことをいいますが、ダイソンの空気清浄機はPM0.1対応です。花粉が20-30マクロメートル、
カビが2-100マイクロメートル、細菌が1-5マイクロメートルです。インフルエンザウイルスが0.1マイクロメートル、タバコの煙も0.1マイクロメートル程度ですから、超微粒子対応です。当クリニックでも自宅でも2台使用しております。お世話になっている国家公務員共済の九段坂病院が新病院として移転、また東京医科歯科大学の仲間が開業したりといった際にも、贈答させていただきました。
人間は外で生活する時間よりも室内で生活する時間が長いので、室内環境の整備は重要です。
特に、喘息やCOPDといった呼吸器疾患の御自分でできる対策としては有効です。
11月末に読売新聞さんと中日新聞さんにコメントさせていただきました。中日新聞のは、11月のブログに間に合わなかったので、掲載させていただきます。

12月23日

ついついやりがちな癖が病気に バイキング フジTVにて

“ついついやりがちな癖が病気につながるかも”という難題を、フジTVのバイキングの生放送に出させていただき、コメントさせていただきました。森田豊先生、大竹真一郎先生という医療番組の大御所と御一緒させていただき、少々緊張しましたが、森田先生、大竹先生とは他の番組で御一緒させていただき、お世話になっているので、とても楽しい生放送でした。番組の中で出てまいりましたが、週末の寝だめはかえって身体によくないですので、注意が必要です。また、本日夕食後、オレンジをいただきましたが、柑橘類は、朝食べてしまうと、しみやソバカスの原因になりますので、夜間がお勧めです。

12月21日

心臓 冠動脈MRI 

本日は外来終了後、急いで飯田橋の心臓画像クリニック飯田橋に。冠動脈MRI検査に行ってきました。心電図に変化があったので、冠動脈の検査で狭心症や心筋梗塞のリスクを調べていただくものです。CTのような被爆はなく、造影剤も使わないので、安全な検査です。検査結果は冠動脈に異状なしでした。これで、診療もできますし、ダイビングもできそうです。
少々緊張して、upする写真を撮影するのを忘れてしまいました。

12月19日

アレルギー科とは

外来終了後、横浜に向かい、第2回総合アレルギー講習会で勉強させていただきました。
アレルギー学会は、私のような内科・呼吸器内科以外にも、皮膚科、眼科、耳鼻科などいくつかの領域の先生方が集まります。医師それぞれが、関係する分野を勉強する学会です。アレルギー科だから皮膚の湿疹をみて欲しいと受診されると皮膚科を御案内させていただきますし、目がかゆいとおっしゃて受診されると、眼科を御案内させていただきます。私はアレルギー学会専門医・指導医にしていただいておりますが、内科のアレルギーですので、患者様には皮膚は皮膚科、目は眼科なのですよと御説明させていただくことになります。アレルギー科というのは、医療従事者でなければ理解しにくいかもしれません。

12月12日

PM2.5と肺癌 TBSビビットにて

北京のPM2.5濃度上昇が大問題となっております。PM2.5濃度増加で死亡率増加、肺癌増加など多くの健康被害が報告されております。2013年には北京で8歳の女の子がPM2.5と関連する肺癌を発症したと報告されております。中国以上にインドでのPM2.5問題は深刻ですが、中国からは偏偏西風に乗って、日本にPM2.5が流れてきますので、今後のPM2.5濃度は心配です。TBSの朝の情報番組ビビットでコメントさせていただきました。

12月9日

PM2.5と呼吸器の病気 LIVEあしたのニュース&すぽると フジTVにて

中国でPM2.5がかつてない高値となり、大気汚染が大問題となっております。フジTVのLIVEあしたのニュース&スポルトで、PM2,5と呼吸器疾患に関して、コメントさせていただきました。
PM2.5とは2.5マイクロメートル以下の微粒子のことをいいます。肺の奥まで入り込み、喘息、COPD(肺気腫や慢性気管支炎)、呼吸器感染症、肺癌のリスクが増加します。心不全や不整脈の循環器疾患とも関連します。中国では8歳の女の子がPM2.5で肺癌を発症したという報告が2013年にあります。偏西風で日本にも飛来してきますので、要注意です。環境省のHPでもPM2.5濃度のチェックも必要です。危ない時は通常のマスクでなく、高性能マスクN95 でないと対応できません。
PM2.5は軽いので、ドアの開閉や窓の隙間から室内に侵入します。この場合、高性能な空気清浄機が有効です。

12月8日

風邪と市販薬、抗生物質 日刊ゲンダイ

11月に取材をいただき、風邪の時の市販薬や抗生物質に関してコメントさせていただきました。
風邪の80-90%はウイルス、10-20%は細菌です。ウイルスには抗生物質は効きません。
風邪で内科や耳鼻科を受診するとすぐに抗生物質が処方されると思われるかもしれませんが、残念ながら、間違いです。インフルエンザウイルスには抗生物質でなく、タミフル、リレンザ、イナビルを処方します。エボラ出血熱ウイルスには抗ウイルス薬を開発中です。ウイルスには抗生物質は効かず、細菌にのみ抗生物質は有効です。風邪でも、細菌感染となった際には、黄色や緑の鼻汁や喀痰がでること、高熱がでること、副鼻腔炎を生じることなどがあり、こうなると抗生物質は有効です。日本呼吸器学会では抗生物質の乱用を危惧しております。耐性菌の心配もあります。
ノドが痛いだけでは抗生物質は不要です。
風邪薬はどうか。処方薬でも市販薬でも風邪薬は解熱剤や咳止めなどの成分であり、対症療法です。ウイルスをやっつける根本治療ではありません。仕事に行かないといけないなど、必要時に最低限内服していただければと思います。
風邪は寝て治すのです。米国からでた報告を御紹介させていただきます。風邪のウイルスを鼻に曝露し、睡眠時間によって風邪が発症するかどうか、検討しておりました。5時間睡眠の人は、7時間睡眠の人よりも4倍風邪を発症しておりました。やはり、風邪は寝て治していただければと思います。

12月5日

特発性肺線維症と鳥飼育 フジTV バイキング

私は呼吸器内科医ですので、特発性肺線維症に関しても、フジTVのバイキングの中でコメントさせていただきました。発病すると平均寿命2.5年、肺癌合併10-30%という難病です。原因不明ながら、鳥飼育は肺の線維化に関与するため、リスクがあります。自己のインコや鳩の鳥飼育だけでなく、公園の鳩、羽毛布団もリスクとなります。健診で間質性肺炎、肺線維症などの肺疾患が疑われた方は、鳥や羽毛布団も避けるのが賢明です。

12月4日

遺伝子検査と発病リスク、生活習慣病、フジTV バイキング

フジTVのバイキングの中で、遺伝子検査による将来の様々な病気の発病リスクに関して紹介されました。絶対生じるわけでなく、遺伝子検査の結果から、発病する確率の高い病気を見極めて、生活習慣などを見直そうという意図です。私は内科医として読んでいただき、コメントさせていただきました。糖尿病性網膜症は糖尿病のコントロールが悪いと眼に合併症を生じ、失明のリスクがありますが、糖尿病を発症しない食事と運動が重要です。高脂血症は動脈硬化の原因となりますが、食事と運動、アルコールを控える、EPAやDHAの多い青魚を採るなどの予防も重要です。これらは生活習慣病です。ムズムズ脚症候群は原因不明ながら、ストレスやドーパミン低下、鉄不足が問題とされ、睡眠障害の原因となるため、カフェインやアルコール、タバコを控えていただくことが重要です。

12月4日

アナフィラキシー 叶美香さん

アナフィラキシーショックで叶美香さんが緊急入院したそうです。呼吸困難に陥ったそうですが、現在は回復に向かっていらっしゃるとのことで、何よりです。本日のフジTVノンストップでコメントさせていただきました。
アナフィラキシーはアレルギー反応として、蕁麻疹、粘膜の浮腫み、下痢や嘔吐、さらに喉頭浮腫や喘息発作などの呼吸困難、血圧低下、意識障害を生じます。ピーナッツ、果物、小麦、魚介類などの食べ物、風邪薬や解熱鎮痛薬、抗菌薬、造影剤などの薬物、蜂刺され、ラテックスゴムなどの摂取や接触で生じることがあります。
緊急入院となってしまうこともありますが、自己対策として、アドレナリンの自己注射であるエピペンも保険適応で携帯できます。
いつ生じるかわかりませんが、また誰にでも生じえますが、食物や薬で軽い蕁麻疹や皮膚のかゆみを生じれば、次回はアナフィラキシーを生じる可能性もあるので気をつけないといけません。

12月3日

読売新聞にて 室内環境を整えるために

11月27日読売新聞朝刊に、室内環境を整えて、インフルエンザなどの呼吸器疾患を予防する対策として、加湿器や空気清浄機のことをコメントさせていただきました。冬を迎えるのに、必須のアイテムです。

11月28日

フジTV あしたのニュース インフルエンザと加湿器

フジTVあしたのニュースで、インフルエンザ予防に対して、加湿器の重要性をコメントさせていただきました。インフルエンザウイルスは湿度50~60%で活性が低下します。また、咽頭にある線毛という、異物に対する免疫防御機構も乾燥せずに、湿度を保たないと活発な免疫機能を果たせません。加湿器が重要な季節です。一方で、加湿器が汚染されると、カビやバクテリアを撒き散らしてしまい、過敏性肺炎というアレルギー性肺炎(加湿器肺)の原因となってしまいます。高性能な加湿器やそのお手入れは重要です。

11月25日

喘息とマイコプラズマや百日咳

マイコプラズマが3年ぶりに流行ってきております。マイコプラズマや百日咳は咳喘息、喘息を悪化させてしまします。激しい咳で喘息が悪化したという患者様の中には、マイコプラズマ気管支炎やマイコプラズマ肺炎、百日咳が契機となることもあります。本日もマイコプラズマ迅速キットで陽性、喘息のアレルギー性炎症のバイオマーカーである呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)高値(37以上で喘息確実)の方が数名いらっしゃいました。

11月21日

マイコプラズマ流行

マイコプラズマの流行が始まりました。クリニックで増加していると考えておりましたら、東京都全体で、流行のペースになりつつあるようです。マイコプラズマは肺炎までいくのは5%、95%は咽頭炎や気管支炎でおさまりますが、激しい咳で眠れなくなります。最近では15分で判定する迅速キットが有効です。2本線がでれば、マイコプラズマ陽性。1本ならマイコプラズマ陰性です。

11月20日

背部痛を生じる病気、直撃LIVE グッティ

急死した俳優の阿藤快さんの死因が大動脈破裂胸腔内出血だったそうです。背部痛を訴えていらっしゃったそうです。背部痛を生じる病気として、フジTV 直撃LIVEグッティ からインタビューをいただきました。背部痛では色々な呼吸器疾患を考える必要があります。肺炎、胸膜炎、肺癌だけでなく、気胸や肺血栓塞栓症など重症となる病気もたくさんあります。
背部痛は、呼吸器疾患以外にも、心疾患、血管、消化管、膵疾患、腎疾患など多くの病気の可能性を考えないといけません。

11月18日

九段坂病院竣工祝賀会


外来終了後、九段坂病院竣工祝賀会にお伺いさせていただきました。
九段坂病院は11月24日からいよいよ新病院でスタートです。

11月14日

過敏性肺炎の自宅調査 柏にて

過敏性肺炎疑いの患者様の自宅調査で千葉県柏に行ってまいりました。
カビや鳥、原因抗原を見つけ出せば、患者様に避けていただき、予後改善の可能性があります。

11月15日

PM0.1と呼吸器疾患

10月のダイソンの発表会でPM2.5のみでなく、PM0.1と呼吸器疾患に関してコメントさせていただき、日経トレンディにもとりあげていただきました。 日本ではPM2.5濃度は低下してきておりますが、タバコの煙はPM0.1程度です。 喘息、COPD,がん、肺機能低下、呼吸器感染症にも関係しますし、お子様では知能指数低下に関与してしまいます。 11月8日 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20151015/1066992/?P=2

その風邪、実は○○病かも?

その風邪、実は○○病かも? という週刊朝日の記事にコメントさせていただきました。 風邪から肺炎、風邪から咳喘息などこれから寒くなる時期には要注意です。 11月10日

夏型過敏性肺炎の自宅調査

夏型過敏性肺炎の家族発症の患者様がいらっしゃり、外来終了後、埼玉県の御自宅にお伺いし自宅調査させていただきました。住居環境が暖かくなっておりますので、11月でもまだまだカビは繁殖してしまいます。12月までは特に注意が必要です。大げさに申しげますと、通年注意が必要になってまいりました。

11月7日

東京医科歯科大学高気圧治療

大先輩が慢性骨髄炎で東京医科歯科大学に入院されたので、お伺いさせていただきました。
抗菌薬治療は施行せず、今後手術を検討とのことですが、高気圧治療中とのことです。東京医科歯科大学の高気圧治療は歴史もありますし、色々な病気にも適応があって、注目されております。
私の大学病院勤務時代も高気圧治療で劇的に創傷治癒した患者様がいらっしゃいました。
私も再度勉強させていただkます。

11月3日

肺癌CT検診

肺癌検診に関して、林修先生の今でしょ講座10月27日放送でコメントさせていただきました。
レントゲンの限界からCT検診が注目され、実際CTだとレントゲンの10倍発見されるとする報告があります。被ばくの問題がありますので、低線量CTがお勧めです。検診でなく、フォローとしても低線量CTを施行する施設をさがさせていただくこともありました。

11月1日

マイコプラズマと百日咳

激しい咳、長引く咳では咳喘息の患者様が多いのですが、マイコプラズマや百日咳も考慮する必要があります。マイコプラズマや百日咳契機で咳喘息も生じます。百日咳は1年中陽性となる方は多くいらっしゃいます。この1週間でマイコプラズマ気管支炎、マイコプラズマ肺炎の患者様も多数いらっしゃいました。寒くなってきて、マイコの季節も到来かもしれません。

10月25日

秋は喘息悪化のシーズンです

本当に秋は喘息悪化のシーズンです。予約の患者様は体調を崩し、久しぶりの咳喘息の患者様、
長引く咳でお困りの患者様からのお問い合わせを多くいただきます。季節の変わり目、寒暖差、台風、ダニアレルギーなど様々な原因がありますが、今週は咳の悪化した患者様が多かったために、何枚もレントゲンを撮影させていただきました。

10月24日

パンコースト腫瘍の肺癌

東京スポーツ新聞に、パンコースト腫瘍の肺癌に関して、コメントさせていただきました。
医療ジャーナリストの市川純子様が、身近な症状でも怖い病気が存在することを紹介してくださっている連載です。著書も拝見させていただきましたが、物語調で気軽に読ませていただけます。

10月21日

秋は喘息悪化のシーズン

秋ど真ん中です。秋は咳喘息や気管支喘息の患者様が悪化することが多くなります。寒暖差、台風、更に、ダニは夏に増えて、秋に死にますので、死ダニが人にアレルギーを生じます。秋の穏やかな気候を楽しんでいただければいいのですが。。。

10月17日

鳥関連過敏性肺炎 スーパーJチャンネル

テレビ朝日、スーパーJチャンネルで鳥関連過敏性肺炎を御紹介させていただきました。
患者様はインコを数年飼育、更に寒くなって羽毛布団やダウンジャケットを使用して悪化してしまったのです。アレルギー性肺炎ですので、寒くなって羽毛布団やダウンジャケットを使用する機会が増えてくると要注意です。

10月16日

インフルエンザワクチン接種はもう少しお待ちください

インフルエンザで学級閉鎖がでているので、インフルエンザワクチンを接種したいという問い合わせをいただきはじめました。一部報道で、学級閉鎖がでておりますが、昨年も9月で学級閉鎖となったところもありますし、散発する患者様は1年を通していらっしゃいます。東京都の発症数をみてもまだ流行しておりません。


 
ワクチンの効果は5カ月ですので、流行する12月ー3月一杯はカバーしておいきたいところです。
あと2週程度待っていただいてからの接種をお勧め申し上げます。

10月14日

「高嶋ひでたけのあさラジ!」「長引く咳と咳喘息」

今朝からニッポン放送「高嶋ひでたけのあさラジ!」【 ラジオ人間ドック! 】のコーナー6時17分〜に出演させていただきます。テーマは「長引く咳と咳喘息」です。5日間続きます。高嶋さんはさすがプロ、私の緊張をほぐして、楽しい会話にしてくださいました。

10月12日

今年のインフルエンザワクチンは4価に

インフルエンザワクチン値上げとニュースになっております。昨年までは、A型2種類、B型1種類の合計3種類の混合ワクチンだったのが、A型2種類、B型2種類の合計4種類の混合ワクチンになったからです。とはいえ、多くの患者様に接種していただきたいので、例年通り3500円での接種にさせていただければと考えております。

10月9日

ダイソン新製品発表会でPM0.1を解説させていただきました

ダイソンの新製品発表会がありました。超高性能空気清浄機にhot and coolがついております。この空気清浄機はPM0.1対応の高性能です。タバコの煙はPM2.5どころかPM0.1サイズですので、この微粒子まで対応してくれます。タバコの間接曝露で肺癌、COPD,喘息、心筋梗塞だけでなく、お子様の知能指数低下まで問題となります。PM2.5やPM0.1は超微粒子なので、大気中に浮遊します。ドアの開閉や窓やサッシの隙間からはいってまいります。喫煙室、禁煙席、両者にPM0.1まで排除する空気清浄機があれば有効だと思われます。本日は、新製品発表会で、PM2.5だけでなく、PM0.1の健康被害に関して、説明させていただきました。

10月6日

ニッポン放送 朝ラジ

ニッポン放送の朝ラジから咳に関する話題をいただき、診療前にニッポン放送本社の有楽町にお伺いしてまいりました。ラジオは休み時間はないので、早朝から凄い活気です。
元気をいただいて、診療にはいらせていただきました。

10月5日

コニカミノルタのフラットパネルとEIZOモニター

コニカミノルタのCRをDR(フラットパネル)に替え、モニターもEIZOのものを2台構成と変更して2ヶ月近となりました。撮影して1秒でレントゲンは画像となり、診療がスムーズになりました。デザイナーの患者様数名の方々には、EIZOのモニターは世界最高だと教えていただきました。
医療機器は日進月歩ですので、取り残されないように、常に新しいもの、素晴らしいものを取り入れ、患者様のご迷惑にならないようにと考えております。

10月2日

秋はアレルギーの季節

秋はアレルギーの季節です。夏に増殖したダニが死に、死ダニは人間にアレルギーを生じます。秋に喘息が悪化する患者様が多いのはダニのため、また台風シーズンによるところもあります。
連休が明けて、秋本番となって、多くの喘息患者様が緊急受診してくださっております。

9月27日

シルバーウィーク明けで

シルバーウィーク明けでたくさんの御問い合わせをいただきました。連休で、咳喘息、喘息の悪化した患者様が多数いらしゃいました。外来終了したら、22時近くでした。予約外の患者様にはお待たせして、誠に申し訳ありませんでした。

9月25日

“週刊女性PRIME”に禁煙についてのコメント

“週刊女性PRIME”に禁煙についてのコメントが掲載されました。中居正弘さんが、禁煙に失敗した話から、禁煙失敗に関して取材をいただきました。どんなにタバコをやめないとおっしゃる方も肺癌になった瞬間に禁煙します。また、若い世代は、生まれてくるお子様のためにと、禁煙されます。
家族など守るものがあると、健康維持というモチベーションが高くなって禁煙成功につながると考えます。

9月16日

白熱ライブビビット

TBSの“白熱ライブビビット”に出演しました。
“Dr‘sキッチン”のコーナーにて肺炎予防の食材についてコメントさせて頂きました。
誤嚥性肺炎予防には、ビタミンB群の葉酸が重要であるという論文報告があります。肺炎は死因の第3位、それも65歳以上の高齢者が95%以上を占め、誤嚥性肺炎が重要です。食べ物だけでなく、唾液を誤嚥して肺炎を発症しますので、注意が必要です。

9月16日

東京医科歯科大学 メディコ

日曜日で休診です。久しぶりに東京医科歯科大学に用事があり、16Fのレストラン メディコで食事をして帰りました。病院勤務時代には、昼にレストランに行く時間はないので、昼にメディコに行くのは始初めてかもしれません。

9月13日

いしゃまち

Webでの医療情報のサイト、21世紀の家庭の医学、いしゃまち にて医療監修をさせていただきました。

COPDってどんな病気?病態・原因・治療法について徹底解説!」
http://www.ishamachi.com/?p=4759


「呼吸困難(息切れ、息が苦しい)の主な原因と7つの予防法」
http://www.ishamachi.com/?p=2133

日常臨床での一般的なことですが、監修させていただくのはとても勉強になります。

9月12日


地震でクリニックが。。

東京で震度5弱の地震がありました。クリニックに行くと、エレベーターが動かず、スタッフは5Fのスタッフルームに上がれないので、着替えられず、たいへんでした。何とか復旧しましたが、皆様方には多大なる御迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありません。

9月12日

季節の変わり目と喘息

9月になって急に温度が下がってしまいました。残暑がないまま、秋に突入でしょうか?
季節の変わり目で咳喘息、喘息の患者様の発作を生じる頻度が増えております。もう一度暑くなってほしいのですが。。。

9月7日

肺血栓塞栓症 スーパーJチャンネル

肺血栓塞栓症に関して、TV朝日スーパーJチャンネルでコメントさせていただきました。
肺血栓塞栓症は、突然死の原因となります。以前はエコノミークラス症候群として有名になりましたが、電車やバスでの長距離移動、デスクワークでも生じます。夏では脱水でも生じます。勿論、長期臥床や手術後、悪性腫瘍、ピル内服、膠原病、血液疾患もリスクになります。診断されなかった場合、30%の死亡率ですので、注意が必要です。

9月4日

~季節の変わり目を乗り越えよう~ ぜん息治療最前線 豊島区保健所

~季節の変わり目を乗り越えよう~ ぜん息治療最前線 と題して、豊島区保健所で講演させていただきました。喘息で悩んでいらっしゃる患者様が大勢きてくださり、90分の講演の後、多くの質問をいただきました。患者様は熱心ですので、逆に勉強になります。

9月3日

疲れ、アルコールといびき、睡眠時無呼吸症候群 日刊ゲンダイ

疲れ、アルコールといびき、睡眠時無呼吸症候群に関して、日刊ゲンダイに8月20日にコメントさせていただいた記事をいただきました。疲れ、アルコールで喉の筋肉が弛緩します。しかし、更に無呼吸まで呈してしまうと、動脈硬化、脳梗塞や心疾患、認知症のリスクが増えてしまいます。肥満の方だけでなく、小顎の方でも生じますので、注意が必要です。

9月1日

寒暖差アレルギー

真夏の猛暑から残暑がないまま、肌寒くなってしまいました。寒暖差で咳喘息や喘息の患者様が悪化することが多いのですが、鼻炎症状が出現する患者様も増加しています。アレルゲンに対する反応ではなく、寒暖差アレルギーであり、医学的には血管運動性鼻炎とも呼ばれます。もう1回暑くなって、残暑を楽しみたいところです。

8月31日

ダイエットで睡眠時無呼吸症候群のCPAP離脱 

30㎏のダイエットに成功し、睡眠時無呼吸症候群のCPAP離脱できた患者様がいらっしゃいます。無呼吸の検査の結果、以前認めた重症の無呼吸は全くなくなっておりました。ダイエットに成功し、糖尿病も改善、無呼吸も改善。ダイエット成功するまで頑張った患者様に大拍手です。

8月29日

寒暖差と咳喘息、喘息 NHKニュースウオッチ9

8月後半になって、急に寒くなってまいりました。前日から3℃低下すると喘息が悪化するという報告があります。寒暖差のために咳喘息、喘息が悪化する患者様が増えております。本日午後NHK ニュースウオッチ9 の取材をいただきました。まだ8月ですが、季節の変わり目では、呼吸器疾患、特に喘息の患者様にはつらい時期です。

8月28日

台風と咳喘息、喘息

夏季休暇を本日までいただきました。御迷惑をおかけして、誠に申し訳ありません。
台風が2個発生し、日本列島に迫っております。咳喘息、喘息の患者様は台風で悪化する方は多くいらっしゃいます。アレルギー学会の報告でも、喘息患者様が悪化する因子として、第1位は風邪、
第2位が台風や低気圧などの気象の変化です。このため、気象病とも称されます。台風が日本列島から離れていけばいいのですが。。。

8月20日

肺結核は昔の病気ではありません

肺結核は昔の病気ではありません。世界の1/3の方が感染しております。日本では感染者、発症者は減少しましたが、やはり問題となる疾患です。健康診断で異常陰影を指摘された20台男性が、CT所見、血液検査(T-sopt陽性)から強く肺結核を疑いました。喀痰では結核菌を検出せず、九段坂病院で気管支鏡を行っていただきましたが、はやり結核菌を検出しませんでした。肺結核の早期発見ですから、外来にて治療開始させていただきました。健康診断の重要性を再度認識させていただきました。

8月14日

冷房と咳喘息

これだけ猛暑が続くため、冷房が必須です。冷気は咳喘息、喘息の患者様には苦手なものです。
エアコンで咳こんでと受診くださる患者様が多数いらっしゃいます。

8月13日

百日咳

百日咳は夏から秋に流行します。お子様だけでなく、大人の百日咳が問題となっております。百日咳抗体高値であった患者様に電話したところ、旅行先でした。お子様も感染されたのか、咳がひどいとのことでした。旅行先からもどってくださり、お子様は小児科、お母様はクリニックを再診くださいました。百日咳は家族内感染がありますので、注意が必要です。

8月13日

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ感染症は冬に患者様が増加します。オーストラリアのホームステイから帰国した学生さんが受診くださいました。オーストラリアで肺炎と診断されて多数の抗菌薬を処方されたようです。ホストファミリーも咳と発熱された方がいたようで、うつってしまったようです。肺炎は軽快傾向でしたが、検査にてマイコプラズマ肺炎と診断させていただきました。オーストラリアは真冬ですから、流行時期だったようです。

8月10日

熱中症、夏型過敏性肺炎のコメント ワイドスクランブル

TV朝日のワイドスクランブルで、熱中症、夏型過敏性肺炎のコメントをさせていただきました。
生放送の緊張感の中にも、スタッフの皆様の温かい雰囲気で、とても楽しい時間でした。
私にとっても、熱中症、夏型過敏性肺炎と慣れた疾患を再度勉強するいい機会です。

8月6日

コニカミノルタ フラットパネルで待ち時間短縮

コニカミノルタのフラットパネル(DR)にしてから1週間。CRの時に比べて、レントゲン室での待ち時間が短縮されました。以前のは1枚出力するのに1分、2枚の撮影で画像確認で約2分かかりますが、今回のDRにて待ち時間は1秒です。画像検査はクリニックでも進化しています。

8月4日

夏型過敏性肺炎の自宅調査

抗トリコスポロン抗体陽性の夏型過敏性肺炎疑いの患者様の自宅調査にお伺いさせていただきました。カビの繁殖場所を見出さないと今後の対処がかわりますので、重要な仕事なのです。

8月2日

フラットパネル コニカミノルタのDR

コニカミノルタのDR、フラットパネルに入れ替える作業をしていただき、昨日土曜日の外来終了後から、コニカミノルタの方、レントゲンの東芝の方、電子カルテのユヤマの方に、奮闘していただいております。明日の診療からは稼働しますので、レントゲン撮影結果がすぐに画像出力されるようになります。

7月26日

夏血栓 夏型過敏性肺炎 週刊文春

週刊文春さんの取材をいただき、夏血栓、夏型過敏性肺炎に関してコメントさせていただきました。
これから、夏本番を迎えます。大きなメディア様が、夏に注意すべき病気を特集してくださるのは、患者様には大きな情報となりとても助かります。

7月24日

熱中症&夏血栓2大対策SP L4you

TV東京のL4youで熱中症&夏血栓2大対策SPを特集してくださり、生放送でコメントさせていただきました。MCの草野満代さん、ゲストの石田 純一さん、スタッフの皆様の温かい雰囲気で、生放送の緊張感を楽しませていただきました。
熱中症、夏血栓(肺血栓塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞など)の対策には脱水予防が第一です。
1時間にコップ半分100cc程度の水分摂取が必要です。
肺血栓塞栓症では、発症1時間以内に突然死を起こす事もあり、また、適切な治療がなされないと死亡率30%となります。
また熱中症、夏血栓ともに脱水は共通点で、症状も似ておりますが、処置が異なりますので、要注意です。

7月22日

息が白くなる若者 ズームインサタデー 日テレ

日テレのズームインサタデーで、夏なのに、息が白くなる若者の検査をさせていただきました。
冬では気温13℃以下で、口腔内の温度と外気の温度差で、息中の水蒸気から息が白く見えます。
夏のこの気温なのに、若者の息は白くて、びっくりして笑ってしまいました。口腔内温度が高いかと調べましたが、正常でした。喘息など気道が狭く、痰の多い状況が隠れていないかと検査させていただきましたが、肺機能でわずかに肺年齢高値のみで、呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)正常、気道抵抗(モストグラフ)正常で、気道の病変をみつけることはできませんでした。
不思議な現象で、感銘すると同時に勉強させていただきました。しかし、メカニズムを聞かれても、まずは降参で、仮説を申し上げるにとどまりました。

7月18日

喘息悪化 風邪、天候(梅雨と台風)で アレルギー学会から

喘息悪化にはいくつかの要素が知られております。アレルギー学会の報告でも、約500名の喘息患者が悪化する原因として、1位は風邪、2位は天候があげられております。最近の梅雨の低気圧、3つの台風の接近は喘息患者様にはつらいものです。

7月16日

あくび 日刊ゲンダイ

あくびの生理に関して、日刊ゲンダイでコメントさせていただきました。あくびの機序に関しては、はっきりと解明されたとは申し上げられませんが、いくつかの説があります。あくびによる頚部、四肢の筋肉の緊張から脳に刺激がいって、覚醒させるなど。。。生理現象には理由があります。

7月15日

乾性溺水 とくダネ

フジテレビの朝の情報番組とくダネの中で、乾性溺水に関して、コメントさせていただきました。溺水は湿性溺水と乾性溺水にわかれます。湿性溺水はいあわゆる溺水です。水などの誤嚥で肺内侵入によるもので、肺胞内に水が入り肺胞における酸素と二酸化炭素の交換ができなくなって呼吸困難を呈してしまうものです。これに対し、乾性溺水は、吸入した液体の刺激により喉頭けいれんを生じ、声帯が閉じて呼吸困難を呈するものです。米国で報告があったのですが、日本でも報告されております。これからの夏の時期、プールや海の事故では、乾性溺水も考慮する必要があります。

7月13日

豊島区医師会理事会

7月から豊島区医師会理事に選任していただき、本日夜はじめての理事会に出席させていただきました。とはいっても、やはり外来がおわらず、遅刻しての参加です。患者様優先ですので、遅刻してしまいますが、何とかお役に立てるように頑張らないとと思っております。

7月10日

喘息、夏型過敏性肺炎 主治医のみつかる診療所から

主治医のみつかる診療所を見て下さった、夏風邪にしては長引いてと心配していらっしゃる患者様が、喘息や夏型過敏性肺炎を心配して、たくさんの御連絡をくださいました。いつも予約がとりにくい状況ですが、なるべく多くの患者様を拝見させていただけるように頑張ります。

7月8日

喘息、夏型過敏性肺炎、肺炎球菌性肺炎 主治医のみつかる診療所

TV東京の主治医のみつかる診療所に出演させていただき、喘息、夏型過敏性肺炎、肺炎球菌性肺炎に関してコメントさせていただきました。夏風邪と間違えやすい肺の病気の特集でした。
レギュラーの先生以外は、私と千葉大学呼吸器内科教授の巽先生がゲストとして出演させていただき、楽しい収録でありました。

7月6日

肺アスペルギルス症 スーパーJチャンネル

TV朝日のスーパーJチャンネルで、梅雨の時期に心配になるカビを取り上げてくださいました。その中で、私が拝見させていただいた急性アスペルギルス症、慢性アスペルギルス症の患者様に御出演いただきました。アスペルギルス症に関してコメントさせていただきました。見逃さないように気をつけないといけない疾患です。

7月3日

第4回東京喘息・アレルギー懇話会

第4回東京喘息・アレルギー懇話会が開催され、外来終了後、丸ビルホールに駆けつけました。
私も発表の機会をいただきましたが、慢性咳でのクラミジア感染の講演、ブロンコレアの講演、後鼻漏と副鼻腔炎の講演と先生方の発表を拝聴し勉強させていただきました。質疑応答も気軽に行える楽しい研究会です。その後の意見交換会では、佐野虎の門クリニックの佐野先生の教科書には書いていないような経験値の高いお話を拝聴できてとても勉強になりました。

6月27日

夏型過敏性肺炎 夕刊フジ and yahoo ニュース

夕刊フジで夏型過敏性肺炎に関してコメントを掲載くださりました。yahoo ニュースでもとりあげてくださいました。
http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20150625/dct1506250800003-n1.htm

夏本番を迎えるこれからの季節、夏風邪と間違われやすい、夏型過敏性肺炎を鑑別する必要があります。

6月26日

豊島病院と医療連携

東京医科歯科大学や九段坂病院、大塚病院、聖路加国際病院、東京逓信病院など、多くの病院と医療連携させていただいております。本日は豊島病院院長がクリニックに来て下さいました。東京医科歯科大学からの呼吸器医師が不在となり、最近はお願いしずらい状況かと思われましたが、呼吸器医師も充足して、万全の体制とのことで、再びお世話になることができそうです。豊島病院は地理的にも池袋から近いので医療連携先としてはとても助かります。

6月25日

秋葉原駅クリニックの大和田先生がクリニックにきてくださいました

東京医科歯科大学時代のお世話になった、神経内科、頭痛の専門医である、秋葉原駅クリニックの大和田先生がクリニックに来て下さいました。大和田先生は、外来での専門診療は勿論、TVや雑誌のメディアに多数出演、著書多数の有名医師です。大きな刺激をいただき、明日からの診療を頑張ろうと思いました。

6月24日

喘息の治療薬の選択が広まりました。

長時間作用型抗コリン薬が喘息に適応が通って、特に痰のコントロールの難しい方、咽頭違和感の強い方などで有効に処方させていただいております。ベーリンガー製薬での小人数の研究会があり、勉強させていただきました。10数名の小人数でのtable discussionが中心で、札幌の医大前南4条内科の田中裕士先生、帝京大学の長瀬洋之先生の進行のもと、楽しい勉強になる研究会でした。やはり、喘息治療は吸入ステロイドが中心ですが、長時間作用型抗コリン薬のおかげで、喘息の治療薬の選択が広まりました。

6月20日

アステラス製薬の取材をいただきました

喘息の治療薬をはじめ、様々な薬で医療情報をいただいているアステラス製薬さんの取材をいただきました。TVの収録も緊張しますが、メーカーさんの取材も緊張感をもって臨ませていただきました。

6月17日

梅雨とカビ

いよいよ梅雨です。梅雨となるとカビの気になる季節です。本日日曜日は、報道番組のスタッフが来てくださいました。カビの怖い病気を特集してくださるのです。カビに気をつけないといけない季節になってしまいました。

6月14日

夏型過敏性肺炎

毎年6月から咳fがでて、と夏型過敏性肺炎を心配して患者様が受診くださいました。夏型過敏性肺炎はトリコスポロンというカビを吸入することで生じるアレルギー性肺炎です。トリコスポロンは温度20度以上、湿度60%以上で繁殖するため、6-10月に繁殖して患者様が発症します。これからの時期、長引く咳では、咳喘息、喘息だけでなく、夏型過敏性肺炎も考慮しないといけません。

6月12日

エアコンと喘息

梅雨の低気圧だけでなく、晴れて暑い日には、エアコンの冷気で咳がでて、と多数の咳喘息、喘息の患者様がいらっしゃいます。6月は梅雨、エアコン、カビなど多数のリスクがでてまいります。

6月10日

梅雨と喘息

関東地方も梅雨に入りました。梅雨の気圧の変化で喘息発作を生じて、緊急受診される患者様が増えております。梅雨明けまで厳しい季節です。

6月9日

COPDは全身疾患

豊島区医師会学術での委員会がありました。月1回、学術講演会のテーマ、進行などの検討をする委員会です。先生方は皆、熱心で、とても勉強になります。耳鼻科の先生からCOPDは全身疾患で色々な併発症があるので、テーマにもいいのでは、とお話をいただきました。COPDは肺疾患としても重要ですが、胃潰瘍、骨粗しょう症、うつ、動脈硬化など多岐にわたって関連がああり、全身疾患として、学会でもとらえられております。

6月8日

林修先生の今でしょ講座、カビ・ダニ編

先日、林修先生の今でしょ講座のカビ・ダニ編があり、監修させていただきました。私も昨年、講師役で出させていただいたこともありますが、監修は更に慎重をきする必要があり、貴重な経験をさせていただきました。
当日は拝見できなかったため、DVDで録画したものを拝見させていただきました。
これから梅雨を迎えるため、カビ、ダニ対策は呼吸器疾患の患者様には重要です。

5月28日

アレルギー学会総会

アレルギー学会総会が高輪で開催され、午前中は勉強させていただきました。私達の慢性咳と咳喘息、百日咳のは発表は2日前に終わっておりますので、企業展示なども見学させていただきました。学会は刺激をいただき、診療の励みになりますので、今後に役立たせていただきます。

5月28日

タバコの煙はPM0.1

長引く咳で受診くださる患者様が多いのですが、タバコを吸っていらっしゃる患者様もいらっしゃいます。禁煙外来をお勧めしても、御自分のモチベーションが重要ですので、PM2.5の話をさせていただきます。中国のPM2.5を怖いと思っていらっしゃる方は多いのですが、タバコの煙はPM0.1と更に小さな微粒子です。つまり、smoker周囲は、北京、上海の公害の中にいるのと同じ環境なのです。PM0.1の被害として、肺癌、COPD,喘息などの呼吸器疾患だけでなく、動脈硬化や全身疾患につながります。更に、お子様の成長障害や知能指数低下という報告もあります。PM0.1の怖さが周知されればいいのですが。。。

5月23日

喘息の研究会

佐野虎ノ門クリニックの佐野先生が代表幹事になってくださって、年に1回、喘息を実地診療している開業医の研究会が開催されます。6月末に開催されるため、幹事会が開かれ、外来終了後出席させていただきました。演題、特別講演などについて討論があり、とても楽しみな研究会となりそうです。

5月21日

台風連続で咳喘息悪化

5月なのに、早くも連続で台風がきてしまいました。咳喘息、喘息の患者様は咳発作、喘息発作を生じて、予約外受診くださいます。今年の台風はいくつくるのでしょうか?
5月は梅雨前で気候の安定した季節のはずだったのですが。。。

5月20日

心臓マッサージとAED

大学時代の友人で、世田谷区で開業している斉藤一郎先生とたまに情報交換をすることがあります。先生は4月に大阪の学会で出張した際の話をしてくださいました。大阪駅にて、高齢者が先生の目の前で倒れて心肺停止となったそうです。とっさに、心臓マッサージをはじめ、駅員さんにAEDをもってきていただいたそうです。AED使用前に心拍再開し、意識が戻り、救急車も到着して、救急搬送されたそうです。色々な事件は起こりますし、救急医療に慣れた斉藤先生ですから、落ち着いて処置されたことと思います。

台風で咳喘息、喘息悪化

5月ですが、台風がきてしまいました。幸い、直撃ではありませんでしたが、台風による気圧の変化などから、多くの咳喘息、喘息の患者様が悪化されました。今年は台風が多いかもという予報がでているようです。天気図から目が離せません。

5月14日

肺機能で肺年齢、呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)、モストグラフ

肺機能の評価を2年前までは、肺機能で肺年齢、ピークフロー、末梢気道閉塞を拝見するのみでした。この1年で呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)でアレルギー性炎症、モストグラフで気道閉塞を検査できるようになり、多角的に検査可能です。診断だけでなく、薬の減量に役立たせていただいております。

5月10日

寒暖差で咳

スギ花粉症の季節も終わって、アレルギー疾患の患者様も楽になるかという時期ですが、暖かかった日中でも夜間は涼しくと寒暖差はあります。咳喘息の患者様は寒暖差で発作を生じる方も多くいらっしゃいます。この2日で3名、久しぶりの発作でステロイドまで使用しないと苦しい患者様がいらっしゃいました。

5月9日

夏型過敏性肺炎

5月になって、カビが心配でと受診いただく患者様が増えております。夏カビ肺炎、夏型過敏性肺炎は5月から発症が始まりますので、長引く咳、夏風邪にしては長い場合、注意していかないといけません。

5月9日

エアコンの季節、カビ掃除してから

5月になって、春といっても暖かい日が続き、夏日となっております。エアコンも必要になりました。
クリニックでもエアコン稼働開始です。エアコンのシーズン到来にて、ホコリやカビを撒き散らすことのないようにエアコン清掃をお願いしております。エアコンに繁殖したカビから、咳の悪化が始まってしまいますので。

5月3日










喘息の研究会

池袋で喘息の研究会が開催され、診療終了後、駆けつけ、勉強させていただきました。前札幌医大准教授、現 医大前南4条内科院長の田中先生の講演ですので、とても勉強になりました。教科書に書いていないことをたくさん教えていただきました。明日からの診療に役立たせていただきます。

4月23日

呼気中一酸化窒素濃度 FeNO モデルチェンジ

日本呼吸器学会では企業展示で新たなものも拝見させていただきます。呼気中一酸化窒素濃度 FeNO 測定器がモデルチェンジするとのことです。今までのように患者様に持っていただくことなく、机上に設置されているため、落下の心配もありません。喘息診療の最新機器は、1年程度でモデルチェンジされるようです。当クリニックでは使用頻度が多いので、最新機種に変更させていただく日は近いものと思われます。

4月19日

日本呼吸器学会総会

日本呼吸器学会総会が東京フォーラムで開催されています。私の慢性咳、百日咳に関する発表はポスター発表のため、じっくりとデータをみていただけたことと思います。

4月18日

気道抵抗測定モストグラフ、呼気中一酸化窒素測定FeNO、肺機能

喘息の診断に有効な、気道抵抗測定のモストグラフを入れさせていただき、呼気中一酸化窒素測定FeNO、肺機能などと、角度をかえて検査させていただいております。喘息の患者様で、FeNO高値なら喘息の可能性が高いのですが、喘息発作時でも低値の患者様もいらっしゃいます。肺機能でも典型的な閉塞性換気障害を呈することは少なく、末梢気道閉塞やピークフローカーブが重要ですが、正常に近い方もいらっしゃいます。モストグラフも喘息でも正常に近い方がいる一方で、FeNO正常でもモストグラフで有所見のこともあり、多角的な検査が必要です。

4月15日

寒暖差と喘息

天気が安定しません。春らしくなってまいりましたが、寒かったり、暖かかったり。。。寒暖差で喘息の患者様はやはり発作を生じます。5月になると気候も安定するといいのですが。。。

4月13日

日本内科学会 日本医学会総会

日本内科学会総会、日本医学会総会が京都で行われ、日曜日に日帰りさせていただきました。
勉強させていただきいい機会ですが、帰りの新幹線で原稿書きをしておりましたら、疲れて眠気が。。。

4月11日

スギ花粉からヒノキ花粉

スギ花粉はピークを越しましたが、スギとヒノキは交差抗原性がありますので、スギ花粉症の患者様はヒノキ花粉も陽性のことが多くあります。連休明けまでのあと1カ月はつらいかもしれません。

4月10日

花粉症、喘息、好酸球性肺炎

今年の花粉症は飛散量が多いために、悩んでいらっしゃる患者様が多数いらっしゃいます。花粉症と喘息、好酸球性肺炎に関して、スーパーJチャンネルでコメントさせていただきました。3月に喘息患者様の新患受診、予約外の救急再診の患者様は過去最高でした。今年の花粉症がどれだけ厳しく、喘息まで悪化したかということにもなります。

4月4日

林修の今でしょ!講座―11人のスーパードクターから学んだ「身近な病気のヒミツ」編 [単行本]

昨年3月、林修の今でしょ!講座に出させていただき、肺の講義をさせていただきました。林修の今でしょ!講座―11人のスーパードクターから学んだ「身近な病気のヒミツ」編 として単行本になりました。肺のページを担当させていただいております。クリニックにおかせていただきましたら、待ち時間に患者様がよく読んでくださいます。ありがとうございます。

4月3日

モストグラフ

喘息やCOPDの患者様の気道抵抗、気道閉塞の検査としてモストグラフを入れさせていただきました。肺機能正常、FeNO呼気中一酸化窒素濃度正常でも喘息の患者様はいらっしゃいます。モストグラフを併用して精度を上げさせていただければ幸いです。

4月1日

寒暖差と喘息

花粉症の真最中で喘息の患者様はきつい時期ですが、暖かくなったといっても、寒暖差もあって、やはり喘息の患者様にはつらい時期です。前日との温度差が3℃あれば喘息発作は生じやすくなるといわれています。寒暖差による悪化はしばらく続くかもしれません。

3月28日

百日咳と咳喘息 夕刊フジ

百日咳と咳喘息の関して、夕刊フジでコメントさせていただきました。激しい咳、長引く咳の際に考えるべき、これらの疾患は区別するためにいくつかの検査が必要です。また、百日咳菌感染契機に咳喘息を発症することもあります。

3月25日

中居正広のミになる図書館 花粉症

TV朝日の中居正広のミになる図書館にて、花粉症に関して民間療法、舌下免疫療法をコメントさせていただきました。evidenceに基づいてかなり厳密に内容をスタッフと吟味し、論文をかなり集めて、勉強させていただきました。中居正弘さんや劇団ひとりさん達との会話は緊張lをほぐしてくださり、楽しい時間でした。

3月24日

呼吸器領域でのステロイドの使い方

本日は年1回の豊島区医師会シンポジウムです。外来終了後、会場に走り、呼吸器領域でのステロイドの使い方に関して、talkさせていただきました。喘息での吸入ステロイド使用に関してが中心です。ステロイドでも吸入でしたら、検査をしながら適正に使用すれば極めて安全です。

3月18日

ダイソン空気清浄器 PM0.1 PM2.5

ダイソンが空気清浄器を発売するための発表会があり、外来終了後、参加させていただきました。
PM2.5どころか、PM0.1対応です。中国で問題となったPM2.5は、環境省の基準が厳しくなった日本ではPM2.5濃度は経年的にはは減少傾向ですが、交通問題やタバコなどの問題があります。タバコの煙はPM1.0未満のところが多いので、喫煙者とその周囲は北京や上海と同じようなPM2.5濃度です。PM2.5以下の微粒子は、とても軽いので浮遊し、喫煙室からでもドアや窓の開閉で外にでていきます。レストランの禁煙席と喫煙席のPM2.5濃度はたいしてかわらないという報告もあったかと思います。中国では8歳の女の子が肺癌になったとする方向もありますし、喘息やCOPD(肺気腫・慢性気管支炎)、肺癌、心不全、お子様の肺機能の成長抑制など問題だらけのPM0.1-PM2.5です。
呼吸器領域では新たな強い味方です。

3月17日

NHK チョイス

先日、NHKのチョイスの中で、喘息、肺炎、結核に関してコメントさせていただきました。長引く咳で、喘息を心配された患者様から数多くお問い合わせをいただいております。やはり長引く咳で悩んでいらっしゃる患者様は多くて、医療番組の重要性を再認識させていただきました。

3月9日

舌下免疫療法で喘息改善

花粉症が悪化するとone airway one disease の言葉通り、炎症は気管支にも影響し、喘息が悪化します。舌下免疫療法は、完治20%、完治+改善で80%といわれておりますが、患者様はすでに今年の花粉は楽でともおっしゃいます。毎年、花粉時期に発作を生じていた患者様も、今年は発作を生じることなく、吸入ステロイドも減量できております。このまま画期的治療となっていただければ宜しいのですが、経過をみて御報告申し上げます。

3月8日

長引く咳

NHK教育TVのチョイスで、長引く咳を特集してくださり、肺炎、喘息、結核などに関してコメントさせていただきました。

3月7日

花粉症 舌下免疫療法

スギ花粉症の治療として舌下免疫療法を開始させていただいた患者様が数名いらっしゃいます。数年続けて、完治20%、完治+軽快80%で、100%の効果ではありませんが、花粉がつらくなっているこの時期に、ほとんどの舌下免疫療法を施行している患者様はまだ大丈夫とおっしゃいます。このまま有効だ嬉しいのですが。。。

3月6日

花粉症と喘息

花粉症契機で喘息が悪化している患者様が増加しております。花粉の時期だけに喘息症状が出現する患者様もいらっしゃいますが、気をつけないと、通年性の喘息になってしまうことがあります。

3月3日

豊島区医師会学術

豊島区医師会で学術委員会の打ち合わせおよびシンポジウムの予演会があありました。外来終了後かけつけました。議論が尽きることなく、20時からはじまって、22時30分まで続きました。医師会の諸先輩方は、医師会での学術、研究会の進歩にとても熱心ですので、いつも勉強させていただきます。

3月2日

過換気と喘息

過換気は喘息悪化の誘因となります。過換気の状態では肺機能検査もできません。先日受診くださった過換気+喘息の患者様は、肺機能はうまくできませんでしたが、FeNO呼気中一酸化窒素濃度の検査は施行できました。気道抵抗をみてモストグラフでの検査も有効かもしれません。過換気状態では更に複合検査が必要かと思われます。

2月27日

花粉症 舌下免疫療法

花粉症の治療として、スギのエキスを少量づつ舌下する舌下免疫療法を開始している患者様が数名いらっしゃいます。私も試しております。数年治療しないと効果がでないのですが、花粉症がはじまった今季、開始した患者様はまだ苦しくないとおっしゃる方が多く、開始直後でも有効であればいいのですが。。。。

2月21日

東京医科歯科大学との医療連携

東京医科歯科大学との医療連携の会があり、外来終了後、御茶の水の大学病院にお伺いさせていただきました。オリンピック金メダリストの室伏選手が、スポーツサイエンスセンター長兼教授に就任し、講演していただきました。恩師である前呼吸器内科教授、現大学学長の吉澤先生の御挨拶も請け賜わり、医療連携も進んでいるのがよくわかりました。

2月19日

咳喘息と逆流性食道炎

咳が1ヶ月以上続き、胸焼けして吐いてしまうという患者様も多数いらっしゃいます。本日は近位で胃薬処方され、胃ファイバー待ちの患者様がいらしゃいました。咳喘息の咳は激しく、吐いてしまいます。この際に胃液も逆流して、逆流性食道炎も悪化、酸が上がれば、再度咳も悪化と悪いサイクルになってしまいます。咳喘息と逆流性食道炎の合併は多いので、両者の治療が重要です。

2月14日

花粉シーズンと咳喘息

花粉症の時期になると咳が悪化してという患者様は多くいらっしゃいます。花粉の吸入性のアレルゲンとなりえます。この時期だけの吸入ステロイド治療も可能ですが、放置すると通年性の咳喘息となってしまうこともあります。花粉契機の咳喘息は、両者の治療が重要です。

2月14日

歯磨きでインフルエンザ予防 

口腔ケア、歯磨きもインフルエンザ予防に重要であることを、テレビ朝日の林修先生の今でしょ講座でコメントさせていただきました。介護施設での研究結果があります。口腔ケアをしっかりした高齢者は、口腔ケアをしっかりとはしなかった高齢者に比べて、インフルエンザの発症が1/10程度に抑えられたというものです。口腔内には細菌が多数存在します。口腔内細菌からだされる酵素が、インフルエンザの粘膜への侵入を助長し、さらに繁殖を促進してしまうというデータもあります。
口腔ケアは、肺炎予防だけでなく、インフルエンザ予防にも重要です。

2月11日

雪で喘息悪化

昨日は雪、雨の一日でした。低気圧のために、喘息患者様の中には発作を生じて、緊急受診してくださる方もいらっしゃいました。3月までは天候からの喘息悪化あ心配です。

2月6日

花粉症と咳喘息、喘息

2月になって花粉症のシーズン到来です。花粉症では鼻汁、鼻閉、目のかゆみが多い症状ですが、スギ花粉で鼻でトラップされると、アレルギー性の炎症が生じて、気道にも炎症は影響します。
このため、花粉契機で咳喘息、喘息を悪化させていまう患者様は多数いらっしゃいます。

2月5日

フクロウ飼育

フクロウを飼育されている患者様が長引く咳で受診くださいました。流行りのフクロウカフェから、フクロウ飼育となったそうです。大学病院時代、鳥飼育による鳥関連過敏性肺炎の研究をさせていただきました。鳥は鳩やインコだけでなく、フクロウでも抗原になりえます。過敏性肺炎になってしまうと生命にかかわることがありますが、今回の患者様は過敏性肺炎でなく、喘息でしたので、吸入ステロイドが有効でした。鳥のアレルギーは問題ですが、みせていただいたフクロウの写真はとてもかわいいものでした。

2月4日

東京医科歯科大学呼吸器内科新春肺フォーラム

東京医科歯科大学呼吸器内科新春肺フォーラムが開催され、昨日の外来終了後、大手町でのカンファレンスにて勉強させていただきました。特別講演には浜松医大教授の須田先生が膠原病肺を講演してくださいました。須田先生は、若い時代に、米国胸部疾患学会 American Thoracic Sosiety (ATS) で、お隣同志で発表させていただいたことがあり、懐かしく思いながら、勉強させていただきました。

2月1日

肺炎球菌ワクチン

肺炎は日本人の死因の第3位です。肺炎を生じる細菌の中でも重症化して怖いのが、肺炎球菌です。最近ではTVコマーシャルされているように、肺炎球菌にはワクチンで予防することができます。先日、12月に肺炎球菌ワクチンを接種させていただいた患者様が、微熱、倦怠感で受診されました。レントゲンで肺炎を認め、肺炎球菌尿中抗原陽性から、肺炎球菌性肺炎でした。ワクチン効果で極めて軽症でした。5年間有効ですし、高齢患者様にはお勧めのワクチンです。

2月1日

低気圧と喘息

本日は大雪でたいへん寒い一日でした。低気圧の影響、冷気の影響で、雪にも関わらず、喘息悪化の患者様が多数いらっしゃてくださいました。台風だけでなく、気圧の変化は喘息患者様にはつらいものがあります。

1月30日

口腔ケア、のど飴、加湿器

1月末でとても寒い時期が続いておりますので、インフルエンザ、風邪などの感染症に注意が続きます。インフルエンザワクチン接種は済んでいらっしゃる患者様も多いので、御自分でできる感染予防で、口腔ケア、のど飴、加湿器を御紹介しております。口腔ケアで口腔内の細菌をへらしておくと、誤嚥性肺炎予防だけでなく、インフルエンザ予防になるという研究データがあります。口腔内細菌からの蛋白が、インフルエンザの発症、進展を抑制するというデータです。のど飴で咽頭をうるおしておくと、咽頭の線毛が活性化して、免疫upとなります。加湿器で湿度を保っておくと、インフルエンザは増殖しにくくなります。
御自分でできる対策もお願い申し上げます。

1月28日

長引く咳

3月放送の番組から長引く咳のお話をいただきました。咳喘息、喘息、逆流性食道炎、副鼻腔炎、肺炎、結核など多くの疾患で長引く咳を生じます。長引く咳で困っている患者様は多数いらっしゃいますので、このような情報を伝えてくださり、大感謝です。

1月22日

花粉症と喘息

1月末となって、そろそろ花粉症も考える時期となってまいりました。インフルエンザ流行の真最中ですが、1月末から花粉症対策も必要です。本日から目がかゆい、鼻汁でて、と花粉症が始まったとおっしゃる患者様もいらっしゃいます。スギ花粉は抗原の大きさから鼻でトラップされますが、鼻で生じた炎症は、気道にも影響します。 one airway one diseaseという概念もあります。

1月21日

運動誘発性喘息

咳喘息、喘息の患者様は運動で悪化することがあります。我々は、ゆっくり呼吸することで、口の中で、加温、加湿してから空気が気管にはいっていきますが、運動して呼吸がはやくなりますと、口の中で加温、加湿する間もなく、乾いた冷気が気管にはいって刺激となります。特に1月の冷気を吸い込んで発作になる患者様も多くいらっしゃいます。本日は体育会のテニス部の患者様が練習してから発作になってと予約外受診してくださいました。早く暖かい季節がきてほしいものです。

1月16日

インフルエンザ契機で咳喘息悪化

インフルエンザが流行しているようですが、当クリニックは長引く咳で受診される方が多いこともあって、インフルエンザによる高熱で受診される患者様は稀です。しかし、インフルエンザ契機に咳が悪化、夜間眠れない咳などで受診くださる患者様は多数いらっしゃいます。インフルエンザは気道損傷が激しいために、インフルエンザでせっかく解熱した後に、咳が悪化する患者様が多数いらしゃるのです。ワクチン予防をしても、発症しないわけでもないので(重症化しないためのワクチンです)、マスクや手洗い、加湿器などの対策は必要です。

1月15日

空気清浄器ライトエアー、PM2.5と喘息やCOPD

クリニックにオシャレな空気清浄器でライトエアーを設置させていただいております。マイナスイオンを空気中にだして、微粒子にマイナスイオンを電荷させ、プラスイオンを帯電したライトエアーが捕集するというものです。PM2.5どころか、PM0.007対応です。ライトエアー周囲の金属にも以前認めなかったホコリがつくようになってお掃除しております。空気中にも微粒子が多数存在していたことを実感しております。PM2.5以下の微粒子は、喘息やCOPDの発症、増悪に関与することが知られておりますので、クリニックはきれいな環境を保たせていただきます。

1月10日

長引く咳、咳喘息や喘息だけでなく肺炎も

長引く咳で受診してくださる患者様が多くいらっしゃり、咳喘息や気管支喘息として治療させていただくことが多いのですが、肺炎にも注意が必要です。年末年始で高熱がでて、近医でインフルエンザ陰性から風邪とされて、徐々に改善しているものの、微熱と咳が長引いてと受診してくださった患者様は、軽症ですが肺炎になっておりました。尿中抗原の検査から肺炎球菌性肺炎でした。この患者様は肺炎球菌ワクチンを接種させていただいておりましたので、軽症で済んだものと思われます。長引く咳ではやはりレントゲン検査もさせていただいく必要があります。

1月8日

咳喘息、気管支喘息の発作で

正月の間に風邪やインフルエンザ契機で咳喘息や気管支喘息が悪化した患者様が大勢受診してくださいました。発作を生じた方もいらっしゃり、吸入ステロイド高容量でも防げず、経口ステロイドの短期投与が必要になった患者様も多数いらっしゃいました。

1月8日

正月も喘息は続きます

明日から通常診療です。1月3日まではクリニックの電話は殆どならなかったのですが、本日は年末年始に体調を崩され咳のとまらない患者様からたくさんお電話をいただきました。明日は通常の予約を減らして、新患の患者様の枠、急患の患者様の枠を多くしておいたのですが、本日昼過ぎに枠は埋まってしまいました。その後いただいた数名の患者様は、本日は看護師もいませんし、検査会社が休みのため、血液検査はできないものの、レントゲン、肺機能、呼気中一酸化窒素濃度などの検査までで、拝見させていただきました。正月といえども、咳喘息、喘息は待ってくれません。

1月4日

健診 メディカルランド フジテレビにて

フジテレビの健診 メディカルランドにて、呼吸器の検査、肺機能検査をゲーム方式でタレントさん達にやっていただき、コメントさせていただきました。医療機器を使わないで、ゲーム感覚で家庭でもできる検査ということが、今回いただいた課題でした。ディレクターの方がとても熱心で、何回も打ち合わせに来て下さり、出来上がった番組です。スタッフの方々にパワーをいただいて、明日からの診療を頑張りたいと思います。

1月4日