喘息の診断に有効な、気道抵抗測定のモストグラフを入れさせていただき、呼気中一酸化窒素測定FeNO、肺機能などと、角度をかえて検査させていただいております。喘息の患者様で、FeNO高値なら喘息の可能性が高いのですが、喘息発作時でも低値の患者様もいらっしゃいます。肺機能でも典型的な閉塞性換気障害を呈することは少なく、末梢気道閉塞やピークフローカーブが重要ですが、正常に近い方もいらっしゃいます。モストグラフも喘息でも正常に近い方がいる一方で、FeNO正常でもモストグラフで有所見のこともあり、多角的な検査が必要です。
4月15日