池袋と咳

池袋の駅からクリニックへの徒歩2分程度の距離でも、咳をしている方を多くみかけます。風邪やインフルエンザだけでなく、咳喘息や喘息の患者様もいらっしゃると思います。注意しなくてはいけないのは、副都心である池袋は結核の発生率も高いことです。長引く咳でいらっしゃった患者様には、結核や肺癌を除外するために、一度はレントゲンを撮影させていただきます。咳喘息や喘息なら、患者様から詳しいお話をお聞きし、丁寧に聴診して、肺機能検査をさせていただくことで診断できます。他にも咳を生じる原因疾患は多数ありますが、池袋から結核を根絶して、喘息のような気道が過敏な患者様が、結核の心配をしないでいいような日がくることを望みます。

1月28日

喘息とカラオケ

喘息の患者様は気管が敏感なため、治療前は話すと咳き込む方がいらっしゃいます。
昨日大好きなカラオケに行けなかったという患者様が、喘息治療によって、歌えるようになったとおっしゃっていただきました。このような御報告を外来でお伺いするのはとても幸福な瞬間です。咳喘息、喘息は早期なら、気管の炎症は可逆性で治療により元に戻ります。是非とも治療していただき、カラオケも楽しんでいただければと思います。

1月27日

歌姫看護師

当クリニックの看護師Mさんを御紹介させていただきます。
歌姫として、CDをだしています。400枚売れたそうです。在庫はまだありますので、御興味のある方はお知らせください。とても元気のでる曲です。Mさんはいつも元気で、また癒し系です。咳の出る方、喘息の患者様もきっと癒されると思います。

1月27日

咳と喘息と花粉症


喘息の患者様の中に、そろそろ花粉が飛び始めて目がかゆい、鼻汁がでる、鼻は詰まるとおっしゃる方が増えてまいりました。私が在籍している東京医科歯科大学呼吸器内科でも喘息と花粉症の研究をしております。アレルギー疾患である喘息や花粉症は合併することが多くあります。花粉症で鼻汁が喉にまわると咳の原因にもなります。喘息の薬だけでなく、抗アレルギー薬、点眼薬、点鼻薬との併用で花粉症を乗り越えていただき、仕事や学業に集中していただければ幸いです。

1月26日

咳と喘息とストレス

喘息の患者様の中には、吸入ステロイド, アドエア-やシムビコートを使用しても改善がおもわしくない方がいらっっしゃいます。そういう時は、吸入方法が適切か確認させていただいたり、喘息以外に咳がでる原因がないか、再度確かめさせていただいております。いつも患者様と御相談させていただくのは、ストレスはどうかということです。ストレスは咳を悪化させ、喘息のコントロールを難しくすることが知られております。私自身も喘息のために吸入ステロイドを使用しておりますが、学会での発表前にはいつも咳こんでしまいます。喘息はアレルギーおよびストレスと因果関係がありますが、どちらとも仲良くするために御相談させていただければと考え、診療しております。

1月25日

九州ご当地料理


本日、クリニックで原稿を書いていると初診の喘息の患者さまが急患でいらっしゃいました。診療の後、知人に紹介頂いた九州産地直送居酒屋”さくら”に行ってきました。池袋西口のメトロポリタンプラザの近くにあるお店で、九州各地のご当地料理や焼酎がたくさんあり、選ぶのに迷うほどでした。黒豚キムチ炒めや、長崎ちゃんぽん、黒豚メンチカツ・・・・どれもとてもおいしかったです。スタッフの方もとても感じが良く、ぜひまたお邪魔させていただこうと思います。
1月24日

ヤリガイくん


昨日、妻がめずらしい花?野菜?を花屋さんでみつけてきました。カリフラワーとブロッコリーのハーフだそうです。最近人気の花材らしく、食用にもなるそうです。形もおもしろくて気に入りましたが、この植物の名前がまたいいのです。”ヤリガイくん”というそうです。
”やり甲斐くん”なのか”槍貝くん”なのか、定かではありませんが、いずれにしても気に入りました。
東京医科歯科大学病院勤務の時は毎日が目の回るほど多忙でしたが、医療の最前線で多くのことを学ばせて頂き、常にやり甲斐を感じておりました。 今は開業医となり、立場は変わりましたが大学病院の時と同様に、最新の医療知識、技術、情報に耳を傾けつつ地域医療への貢献そして患者様と医師という関係を超えて心の通い合う医療に”やり甲斐”を感じて毎日診察させて頂いております。
クリニックに”ヤリガイくん”を飾ってありますので、どうぞ御覧になって下さい。
1月24日

咳喘息と禁煙治療


2週間前の土曜日に咳喘息の患者様がいらっしゃいました。吸入治療とチャンピックスというタバコをまずくする薬による禁煙治療をお勧めしました。本日再診され、患者様は禁煙に成功し、症状は改善していらっしゃいました。誠に素晴らしいことに、この2週間の間に、お子様が誕生してパパになられたそうです。タバコを20本吸うことで、1年間に30ccの肺活量が減少するといわれておりますので、30年の喫煙で900cc減少することになります。患者様には、禁煙に成功したことで、お子様のためにも、90歳、100歳まで人生を楽しんでいただければと思います。

1月23日

新型インフルエンザワクチン


お待たせしました!

やっと、新型インフルエンザワクチンが一般の方にも接種して頂けるようになりました。一時期のように新型インフルエンザ騒ぎはなくなったとはいえ、昨年は主に小学校、中学校などで大流行し学級閉鎖になったという話をよく耳にしました。 年が明けてから当クリニックにも大人の方のインフルエンザの患者様が増えてまいりました。インフルエンザ症状は高熱を伴うイメージですが、最近は高熱がでなくてもインフルエンザと診断されることがございます。寒気や関節、のどの痛みなど気になる症状があれば、ご相談ください。
接種をして頂いた約2週間後から効果がでてまいります。予防接種をして頂いたからといってインフルエンザにかからないわけではないですが、ワクチン接種で発症しても軽症ですみます。新型インフルエンザワクチンの接種をご希望の方はまずは03-3986-0337までお電話下さいますようにお願いいたします。 
1月22日 

本日T様が・・

本日、来院して下さったT様。前回と同様、吸入薬を処方させて頂きました。
喘息の方の場合は吸入で一時的に咳がよくなった後も、継続してぜん息の
治療にあたって頂きコントロールすることがとても重要になってまいります。
T様はいつも爽やかなとても素敵な方で、当クリニックに定期的に通って
下さっており、スタッフの女性達にとても人気があります。
今度お勤めされているお店に遊びに行こうと密かに計画中のようです。

1月20日

新人女優


先日、写真家山岸様の事務所の女優山口菜緒さんとお会いする機会がありました。山岸様の企画するミニスカポリスの新メンバーとなったそうです。
とても可愛らしい、魅力的な女優さんです。写真集がでましたら、ぜひクリニックのブックコーナーに置かせていただこうと思っています。将来有望な女優さんにお会いできて、パワーをいただきました。スタッフ一同、応援していきます。頑張ってください。

1月19日


エアーカーテン


クリニックの入り口にエアーカーテンをつけました。ドアが大きいこともあって、ドアの開け閉めにともなって、冷たい風が入るのを防ぐためです。入り口近くに座っていただいても寒く感じることはなくなると思います。クリニック開院から3ヶ月目ですが、少しずつ患者様の居心地がいいように、工夫させていただきます。皆様方の御意見をいただければ幸いです。

1月18日

九段坂病院


本日夕方、東京医科歯科大学時代から拝見させていただいている患者様から新鮮血の下血をしたと御電話をいただきました。普段は肺気腫と喘息、糖尿病の薬をださせていただいておりますが、下血されたのははじめてです。虚血性腸炎、痔、大腸癌など色々なことが考えられますが、絶食で点滴と入院が必要でした。九段坂病院の内科のS先生に電話し、患者様にはすぐに受診していただきました。クリニックの診療が終わって、21時過ぎに九段坂病院にお伺いしましたら、一時期血圧が下がったものの、点滴などの処置により回復してきていらっしゃいました。東京医科歯科大学時代も大学病院のベッドが満床の際にはよく九段坂病院のS先生にお願いしましたが、いつも迅速に対応してくださり、とても助かります。九段坂病院のスタッフはとても温かく、患者様は居心地がいいとおっしゃって下さいます。
もう少しすると九段坂病院の目の前にある、千鳥ヶ淵の桜が見所になります。

1月15日

写真集



クリニックには写真家の山岸伸様の写真集を置かせていただいております。
以前から山岸様には多岐にわたってお世話になっており、数年前には私の撮った水中写真の写真展を企画して下さいました。山岸様はアイドルの写真集を多く発表していらっしゃいますが、アイドル以外の写真集も素晴らしいものばかりです。山岸様の作品の1つであるばんえい競馬の超大作の写真集からは力強さが伝わってきます。”瞬間の顔”の写真集は各界で活躍されていらっしゃる方々の表情がとてもいきいきしていて、元気をいただけます。

1月14日

MICHIGAN


東京医科歯科大学に勤務していた2008年、ミシガン州のアナーバーにあるミシガン大学に留学させて頂いたことがあります。とても治安の良いきれいな町でした。現地の友人から頂いたミシガンの写真集をクリニックのブックコーナーに置いてあります。ミシガン州に長く滞在されたことがあるとおっしゃる患者様がこの写真集を御覧になり、懐かしんでいらっしゃいました。きれいな写真が並んでおりますので、御興味のある方は是非御覧になってください。


1月14日

喘息治療薬 シムビコート


本日、吸入ステロイドであるパルミコート(ブデソニド)と長時間作用型の気管支拡張薬であるフェルモテロールの合剤であるシムビコートが発売されました。同様の吸入ステロイドと長時間作用型気管支拡張薬の合剤にはアドエアーがありますが、シムビコートの登場で、患者様の年齢、肺機能などによって、使い分けることができ、選択肢が増えたことになります。明日からの喘息治療がまた楽しみになりました。

1月13日

お花をありがとうございました


クリニック開院後3ヶ月目になりました。
開院に際して多くの方からたくさんのお花をいただきました。
厚く御礼申し上げます。
先日、東京医科歯科大学第一内科入局時(平成元年)の教授から素晴らしい蘭のお花をいただきました。白い蘭は心をなごませてくださいます。
誠にありがとうございました。

1月13日

喘息とペット

先日、小学校の同級生が2ヶ月咳がとまらないと受診してくださいました。会話で咳き込み、夜間の咳も多く、気管支が敏感になっておりました。聴診所見と肺機能の検査から喘息と診断しました。彼は室内で犬を飼っており、アレルギー検査でハウスダスト、ダニだけでなく、犬にも陽性反応がでていたため、電話したところ、アドエア-吸入を開始してからとても楽になったとのことでした。一度飼ってしまえばペットは家族ですので、大切にしないといけません。アレルギーとは仲良くすれば喘息もコントロール可能なこともあります。私は若い頃は、喘息の患者様にペットをやめていただくお願いをしたこともありましたが、現在は、アレルギーとは仲良くして、長期のコントロールを目標にさせていただいております。

1月11日

新型インフルエンザと肺炎球菌

本日のニュースで、南米アルゼンチンで昨年新型インフルエンザの致死率が4.5%と極めて高かったのは、肺炎球菌との重複感染が主因だったことがわかり、米オンライン科学誌プロス・ワンに発表されたと報じられました。当クリニックの患者様は、喘息や肺気腫などの呼吸器疾患が多く、患者様によって、季節性インフルエンザワクチン、新型インフルエンザワクチンだけでなく、肺炎球菌ワクチンの接種もお勧めしております。肺炎は日本人の死亡原因の第4位で、その95%は65歳以上の方です。65歳以上の患者様、肺に基礎疾患のある患者様、糖尿病の患者様達には、5年間有効な肺炎球菌ワクチンで、可能な限りの肺炎の予防をおすすめさせていただいております。

1月10日

新春肺フォーラム


本日外来の後、夕方から東京医科歯科大学呼吸器内科の新春肺フォーラムに参加してきました。副学長の吉澤先生、教授の稲瀬先生はとても勉強になる肺フォーラムを企画してくださいます。
大学および連携病院の先生方の発表の後、熊本大学呼吸器内科教授から“喘息・COPD:臨床と研究の最前線”のタイトルで特別講演をいただきました。患者様が喘息を自覚されなくても、喘息が隠れていることが多いこと、丁寧な問診、聴診や肺機能検査で診断された患者様のお話をお伺いし、勉強させていただきました。池袋でクリニックを開始させていただいてから3ヶ月目ですが、咳喘息、喘息の患者様が多いことを実感しております。今後の診療にとても役立つ講演をいただき、ありがとうございました。
1月9日





千両をいただきました    


東京医科歯科大学病院の元師長である
患者様のN様から縁起のよい千両を頂
きました。植物を育てるのがご趣味との
ことで、いつもクリニックの蘭や鉢植の
相談にのっていただいてます。
この千両もご自宅で大切に育てられた
そうです。

クリニックでも大切に育てさせて頂きます。
ありがとうございました。

1月6日

大谷サロン 

1月5日 本日より診療を再開いたしました。

患者様の中には当クリニックの待合室を大谷サロンと呼んで下さる方
もいらっしゃり、度々クリニックとは思えないほど楽しそうな笑い声
が聞こえてきます。
私も診察をさせて頂きながら、ほのぼのとした気持ちになります。

患者様方皆様が安らいでいただけるような空間を今年もスタッフ一同つく
っていきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

あけましておめでとうございます。


患者様のT様が折り紙で作って下さった鶴とタイガーです。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

11月に開院させて頂き初めての新年を迎えました。
元日の池袋は数日前とうってかわって閑散としてました。
池袋西口からクリニックまでの数分の道のりはいつもと違い、開いているお店も少なく少し寂しい感じもしましたが、大都会東京の副都心、池袋の元日を楽しむことができました。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。