若い方でも受診控えは危険、コロナの検査してから自宅待機すべきだと考えます

羽鳥慎一モーニングショーでコロナ対応に関してコメントさせて頂きました。

発熱外来の逼迫に対して、駅前などに大規模検査センターを作って頂き、検査と医療を分けることをご提案させて頂きました。医療4学会が非高齢者が発熱しても4日間は受診を控えるように提言しましたが、これではリスクを伴います。若い方がコロナ陽性とわかれば自宅待機で宜しいかと思います。一方で病気はコロナだけではありません。最近でも、抗生剤の点滴が必要になった重症肺炎、胸膜炎、膿胸の患者様が複数名いらっしゃいました。本日は夏季休暇返上で発熱外来のみ行いました。30代男性が重症肺炎に脱水も加わって、検査中に意識レベル低下しました。外来でコロナ陰性を確認するとともに、点滴施行後、救急搬送で入院して頂きました。

コロナ陽性か陰性かを確認して、方針をたてやすくするために、発熱難民を出さずに、発熱外来の逼迫を生じないためにも、駅前などに大規模検査センターを作って頂き、検査と医療を分けられればと考えます。

8月9日