フジTVあしたのニュースで、インフルエンザ予防に対して、加湿器の重要性をコメントさせていただきました。インフルエンザウイルスは湿度50~60%で活性が低下します。また、咽頭にある線毛という、異物に対する免疫防御機構も乾燥せずに、湿度を保たないと活発な免疫機能を果たせません。加湿器が重要な季節です。一方で、加湿器が汚染されると、カビやバクテリアを撒き散らしてしまい、過敏性肺炎というアレルギー性肺炎(加湿器肺)の原因となってしまいます。高性能な加湿器やそのお手入れは重要です。
11月25日
呼吸器科・アレルギー科・内科、池袋大谷クリニック。大谷院長の徒然日記。