間質性肺炎、過敏性肺炎、サルコイドーシスの講義

本日は午前8時50分から東京医科歯科大学で間質性肺炎、過敏性肺炎、サルコイドーシスの講義をさせていただいたため、池袋での診療は午前11時からとなりました。昨年までは毎週のように講義がありましたが、久しぶりの講義は緊張感もあって楽しませていただきました。いつも講義をさせていただく度に、学生さんの熱心なことに感心させられます。真剣な学生さん達を前に、こちらも自然と講義に力が入ります。その中でも学生さんが飽きないようどうやって笑いをとるかなど、遊び心も織り交ぜているのですが、本日も笑いをとれたのは80分授業で2回だけでした。
講義が終わり、あわてて電車に飛び乗りクリニックに戻ってきました。今後はご要望もあるのでホームページで時々、健康講座を開いてみようかなと考えております。
ご意見、ご要望があればお聞かせ頂ければ幸いです。

2月23日

雛まつり


もうすぐ、”桃の節句”雛まつりです。いつも折り紙でステキな作品を作って下さるR.T様からすてきな雛人形が届きました。
雛人形は、女の子が生まれた初めての節句に嫁方の親が子供の身代わりとなって災いがふりかからないように、という思いを込めて贈ったそうです。雛人形には、厄除けとなる「桃の花」体から邪気を祓う為の「お白酒」よもぎの香気が邪気を祓うといわれる「草もち」人の心臓をかたどり子供の健康を祈る親の気持ちの現れの「ひし餅」自分のかたわれでなければ絶対に合わないことから、女性の貞節を教えた「蛤〔はまぐり〕」などが供えられます。
また、ひし餅や雛あられに見られる白・青・桃の3色はそれぞれ、雪の大地(白)・木々の芽吹き(青)・生命(桃)を表しており、この3色のお菓子を食すことで自然のエネルギーを授かり、健やかに成長できるという意味があるそうです。
何気なく過ごしてきたひな祭りでしたが、子の健康を思う親の気持ちのありがたさを、再認識させられました。いつの時代も、また子供がいくつになっても親は子の健康を願わずにはいられないのです。
できる予防はして頂き、皆様の健康維持のお手伝いをさせて頂ければ幸いと思っております。
R.T様、本当にすばらしい作品をありがとうございます。

2月23日

かわいいプレゼント


本日患者様のN.T様よりなんともかわいらしいプレゼントを頂戴いたしました。当クリニックのロゴマークをフェルト?スポンジ?で形にして下さったようです。このロゴマークは娘が8歳の時に書いた絵をプロのデザイナーさんにお願いして作って頂きました。私達はこのマークを”おうちゃん”と呼んでいます。頂いた”おうちゃん”にも肺と心臓があり、なんとも愛嬌のある顔で、とてもかわいいです。娘が早速見つけ、作り方を教えてほしいの連発でした。クリニックに飾らせて頂いておりますので、皆様も”おうちゃん”を見つけて下さい。ステキなプレゼントを本当にありがとうございました。

2月20日

東京都と喘息


東京都は大気汚染問題のために、非喫煙者の気管支喘息患者様の医療費を助成してくださり、喘息の患者様には朗報です。最近は、吸入ステロイドと長時間作用型気管支拡張薬の合剤として、アドエア-だけでなくシムビコートが登場しましたが、高い薬なので助成されるのはありがたい話です。また、フルタイド、パルミコート、オルベスコ、キュバールなどの吸入ステロイドにstep downできないか、患者様ごとに相談し、必要最低限まで薬の量を減らすように心がけておりますが、喘息の長期管理として、患者様の気管支をきれいな状態に保たせていただければと考えております。

2月16日

禁煙外来

本日夕方に、そろそろ身体のことが心配でといらっしゃった30代の男性と禁煙のご相談をさせていただきました。30代でご自身の健康を考えてくださり、誠に嬉しく拝見させていただき、チャンピックスというタバコをまずくする薬を処方させていただきました。テレビでお医者さんと禁煙しようと放送しているものです。80代よりも70代、70代よりも60代と早期に禁煙できた方が長生きできることがわかっております。禁煙治療のために来院される患者様は増加しています。今後も禁煙のお手伝いをさせていただければ幸いです。

2月15日

BGM


クリニックでは診察をお待ち頂く間、少しでも患者様にリラックスしていただきたくBGMをかけています。
最初の頃は”Enya”や”サラ・ブライトマン”をよく流していました。最近のお気に入りはフルーティストの平山恵さんのCDで”Appreciation"です。心にしみわたるような美しく澄んだ音色にいつも癒されています。5月には銀座王子ホールにて平山恵さんのリサイタルを予定しているようです。時間があえばぜひ演奏を聴きにいきたいと思います。

2月13日

喘息と食物アレルギー


患者様からは食物アレルギーのご相談をいただくこともあります。
昨日いらっしゃった喘息の患者様は、生まれたばかりの御子様の今後のアレルギー対策のために、御自分のクルミアレルギーなどを心配していらっしゃいました。御子様が固形物を摂取できるようになった際に、食物アレルギーがあると心配なので、今から対処したいということで、温かい親の気持ちに感動いたしました。
数日前には、エビ・カニを食べた後に運動して呼吸困難になった喘息患者様を拝見いたしました。食物依存性運動誘発性アナフィラキシーという概念に一致した喘息です。
そば喘息は有名で、そばを食した後の喘息発作だけでなく、そば殻の枕を使用しても喘息発作を生じることがあり、エピペンという自己注射薬の携帯も推奨されています。
私はそばは大好きで、うどんよりそば派だったのですが、クリニックの近くに美味しい名古屋うどんの店をみつけてからは、スタッフとよくお邪魔しています。特に肉汁つけきしめんは絶品です。

2月7日

熱帯魚と喘息

先日喘息の患者様が熱帯魚を飼っていらっしゃるとお聞きしました。
私はダイビングが趣味ですので、魚鑑賞は大好きです。外来中ですが、環八沿いの熱帯魚の店の話をお伺いいたしました。私の子供はいろいろなペットを飼いたがりますが、喘息があるため、熱帯魚がいいのではと勧めようと思います。かなり私の趣味が入っておりますが。。。

2月2日

咳がでるのに・・・


朝の天気予報通りに今夜から雪が降ってきました。思っていたよりもどんどん降り続き、気がついた時には地面が真っ白になっていました。昼間はそれほど寒さを感じなかったのに、夕方から急に冷え込んできましたね。雪が少し積もってきた夜、少しだけという約束で子供と外に出てみました。それまでなんともなかった子供が急に咳き込みだしました。たいしたことはないのですが、もともと軽い喘息気味なので、きっと冷えた外気に当たり気道が敏感に反応したのでしょう。それでも、雪を目の前にしてそう簡単には帰りません。手を真っ赤にして小さな雪だるまを作っていました。最近、暖かい日があったかと思うと、翌日は冷え込んでみたり、気温の変化が激しいです。こういう時は体調も崩しやすいですので、体温調節のできるスタイルで冬の終わりを楽しみましょう。
2月1日