長引く咳で受診くださる患者様が多いのですが、タバコを吸っていらっしゃる患者様もいらっしゃいます。禁煙外来をお勧めしても、御自分のモチベーションが重要ですので、PM2.5の話をさせていただきます。中国のPM2.5を怖いと思っていらっしゃる方は多いのですが、タバコの煙はPM0.1と更に小さな微粒子です。つまり、smoker周囲は、北京、上海の公害の中にいるのと同じ環境なのです。PM0.1の被害として、肺癌、COPD,喘息などの呼吸器疾患だけでなく、動脈硬化や全身疾患につながります。更に、お子様の成長障害や知能指数低下という報告もあります。PM0.1の怖さが周知されればいいのですが。。。
5月23日