フクロウを飼育されている患者様が長引く咳で受診くださいました。流行りのフクロウカフェから、フクロウ飼育となったそうです。大学病院時代、鳥飼育による鳥関連過敏性肺炎の研究をさせていただきました。鳥は鳩やインコだけでなく、フクロウでも抗原になりえます。過敏性肺炎になってしまうと生命にかかわることがありますが、今回の患者様は過敏性肺炎でなく、喘息でしたので、吸入ステロイドが有効でした。鳥のアレルギーは問題ですが、みせていただいたフクロウの写真はとてもかわいいものでした。
2月4日
呼吸器科・アレルギー科・内科、池袋大谷クリニック。大谷院長の徒然日記。