寒暖の差と咳喘息

残暑となって、涼しいと感じる日もでてまいりました。寒暖の差のために、風邪をひいたり、咳喘息悪化の患者様が増加しております。秋になって、安定した気候が待ち遠しいものです。

8月30日

産業医講習会

朝から産業医講習会に出席させていただき、勉強させていただきました。高齢社会を前にした予防医学などの内容もあり、呼吸器疾患以外の講義ばかりで、専門外ですので、勉強になりました。

8月25日

夏型過敏性肺炎 慢性型

夏風邪と思われている中には、夏季の高温多湿の気候から発育するカビを吸入して発症する夏型過敏性肺炎があります。繰り返すと慢性化して難治化してしまいます。先日の患者様も、慢性夏型過敏性肺炎のために治療中であったために、夏のカビには特に慎重になってくださいます。夏といっても、住居環境の温暖化のために11月までは発症します。長引く夏風邪、秋風邪には要注意です。

8月23日

禁煙外来と喘息

喘息、咳喘息の患者様で、喫煙者でいらっしゃると、禁煙外来を紹介させていただきます。
本日も禁煙補助薬チャンピックスの薬理まで勉強されてから、前向きに考えるとおっしゃってくださった患者様がいらっしゃいました。喘息患者様の禁煙をお手伝いさせていただく、応援させていただく重要な薬です。

8月22日

喘息とダイビング

先日、海外からメールをいただき、喘息の状態から医師の許可がでないとダイビングできないとのことでした。吸入ステロイドの継続で喘息のコントロール良好中なら安全にダイビングができます。
私もダイビングが趣味ですので、楽しいきれいな海を楽しんできていただきたく思います。

8月18日

夏型過敏性肺炎

夏の長引く咳では、夏型過敏性肺炎も鑑別にいれないといけません。夏風邪と間違われやすいのですが、住居関連のカビから発症するアレルギー性肺炎です。家族内で発症することもありますし、放置すれば、慢性化することもあります。長引く夏風邪には注意が必要です。

8月17日

夏期休暇明け

夏期休暇があけて、本日から診療させていただきました。患者様の中には、咳がひどく、某大学病院にかかったものの、1日がかりだったのに、検査なしで咳止めのみで効かなくて、と受診してくださった患者様もいらっしゃいました。夏期休暇中、ご迷惑をおかけして、誠に申し訳ありませんでした。

8月17日

夏期休暇

とうとう8月中旬、8月12-16日は夏期休暇をいただきます。
ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。

8月10日

蚊取り線香で咳

先日、咳の問診票について記載させていただいたばかりですが、咳喘息の患者様が、職場の蚊取り線香のために咳が悪化して、職場異動のための診断書がほしいとおっしゃいました。勿論、すぐに記載させていただきました。線香などの煙、化学物質、香水やオーデコロンなどの香料など注意を払うものは多数ございます。

8月3日

電車で咳

6月の第2回東京喘息・アレルギー懇話会の後から、咳の問診票を詳しくさせていただいております。出だすと止まらないけど出ない時はでない(咳に波がある)、会話で咳、夜間の咳、明け方の咳、咽頭違和感、などの他に、電車で咳、ラーメンで咳、香水やタバコの煙で咳、この時期ですと蚊取り線香で咳など、いろいろなチェック項目があります。これらは気道過敏性亢進を示すもので、咳喘息、気管支喘息の問診には重要です。東京医科歯科大学時代にいつも、現副学長、前呼吸器内科教授の吉澤先生に教えていただいていたことですが、佐野虎の門クリニックの佐野先生にも同様の教えをいただき、問診表を詳しくしました。患者様には面倒でも御協力をお願い申し上げます。

8月2日

冷房と咳喘息、気管支喘息

8月に入り、真夏の暑い日々が続いております。いたるところで冷房がついておりますので、外気との温度差は激しく、咳喘息、気管支喘息が悪化する患者様が多くいらっしゃいます。真夏も咳喘息、気管支喘息の患者様には油断のならない季節です。

8月1日