肺結核は昔の病気ではありません。世界の1/3の方が感染しております。日本では感染者、発症者は減少しましたが、やはり問題となる疾患です。健康診断で異常陰影を指摘された20台男性が、CT所見、血液検査(T-sopt陽性)から強く肺結核を疑いました。喀痰では結核菌を検出せず、九段坂病院で気管支鏡を行っていただきましたが、はやり結核菌を検出しませんでした。肺結核の早期発見ですから、外来にて治療開始させていただきました。健康診断の重要性を再度認識させていただきました。
8月14日
呼吸器科・アレルギー科・内科、池袋大谷クリニック。大谷院長の徒然日記。