過敏性肺炎 週刊文春

週刊文春で過敏性肺炎いついて取り上げてくださいました。過敏性肺炎は、カビは鳥の抗原を吸入して生じるアレルギー性肺炎です。慢性化すると、特発性肺線維症類似の病態となり、難治性となります。東京医科歯科大学時代から、恩師の前教授であり、現、東京医科歯科大学学長の吉澤靖之先生の御指導のもと、研究に参加させて頂きました。カビは以前は夏型過敏性肺炎と夏限定でしたが、住居の気密化で冬でも発症します。鳥は自己の鳥飼育だけでなく、周囲の野鳥や、羽毛布団でも発症、悪化します。原因不明の特発性と診断する前に、鑑別すべき疾患です。

12月2日