花粉症と咳喘息、気管支喘息に関して、夕刊フジでコメントさせて頂きました。
スギ花粉は30㎛とやや大きめのアレルゲンですので、多くは鼻や喉でトラップされ、気管支まで到達するのはわずかです。そのため、花粉症は、鼻汁、鼻閉、目のかゆみなどの症状が多いのですが、鼻で生じた炎症は、上気道から下気道に影響を及ぼします。咳喘息や気管支喘息を悪化させるのです。花粉症シーズンにはいってまいりました現在、毎日咳喘息や気管支喘息悪化の患者様が来院されます。あと2カ月以上にわたり、花粉症ケアが呼吸器にも重要です。
2月20日