長引く咳で喘息を心配されて受診してくださった患者様のレントゲン、CTで過敏性肺炎の陰影を認めたため、御自宅の環境調査にお伺いさせていただきました。水回りに腐木を認め、カビの原因と考えられました。トリコスポロン抗体も陽性であり、診断確実となり、これから環境整備など治療です。カビによる夏型過敏性肺炎は9月に発症が多くなり、住居環境の改善から、長らくカビは生息しますので、12月まで発症します。今後も要注意です。
9月1日
呼吸器科・アレルギー科・内科、池袋大谷クリニック。大谷院長の徒然日記。