ニッポン放送の高嶋ひでたけの朝ラジのラジオ人間ドッグで感染症に関して話させていただきました。本日のテーマは現在世間を騒がしているデング熱です。
3-7日の潜伏期間の後に、発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状がおこります。発熱は発病者のほぼ全例にみられ、時に二峰性です。(風邪やインフルエンザは2-3日で解熱するが、デング熱は4-5日続く。一度解熱した後、再び発熱することもある。)通常、発病後2~7日で解熱し、そのまま治癒します。また、多くの患者が目の裏の痛みを訴えます。検査所見では血小板減少や白血球減少が半数近くの患者に出現します。
デング熱は感染しても半数は発症せず、軽症例も多く、海外渡航歴がない人はかからないと思われていたため、これまでは風邪などと診断されていたかもしれません。
高嶋さんとのtalkは楽しい時間でした。
9月15日