九段坂病院

本日いらしゃってくださった喘息の患者様は、20年前に九段坂病院に喘息で入院して減感作療法をしたとおっしゃっていました。九段坂病院は東京医科歯科大学の連携病院で、私も在籍させていただいて、お世話になっておりましたし、現在でも患者様を御紹介申し上げて助けていただきます。減感作療法は、少量の抗原を注射して、身体の中で免疫をつくって、発作をおこさなくするという考えの治療法です。吸入ステロイドが主流である現在では行われなくなった治療法ですが、患者様から九段坂病院入院経験のお話をお伺いし、20年前の小児科がある時代の九段坂病院を思い出してしまいました。

1月7日