あけましておめでとうございます。年末年始の発熱外来も終わりました。

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。

12月31日、1月1日は発熱外来を行っておりました。発熱のお問い合わせも増加してきておりますが、昨年の第3波の感染爆発まではいかずに、年末年始の発熱外来を終了いたしました。

1月には第6波が来ると思いますので、可能な限り早急に、高齢者および基礎疾患患者へのワクチンのブースター接種をさせて頂きたいと考えます。

第5波までと異なり、抗体薬や抗ウイルス薬で治療可能です。抗体薬では抗体カクテル療法 カシリビマブ・イムデビマブ (ロナプリーブ)とGSKのソトロビマブが使用できます。抗体カクテルはオミクロン株には有効ではありませんが、ソトロビマブは有効です。経口薬として、メルクのRNAポリメラーゼ阻害薬 モルヌピラビル(ラゲブリオ)が処方できるようになりました。重症化リスクの高い軽症および中等症患者の入院および死亡リスクを約30%低減できます。今後、日本でも認可されると思われる、ファイザーの経口薬はプロテアーゼインヒビターで、重症化リスクを88%低減したと報告されております。更に、塩野義製薬も同じプロテアーゼインヒビターの経口薬を開発中で大きな期待がかかります。

第6波をできるだけ小さな波が抑えて、コロナが収束、2022年は with コロナが可能になると考えております。

1月3日