インフルエンザと肺炎、高齢者の家族同時死 TV朝日 報道ステーション

TV朝日 報道ステーションで、高齢者の家族同時死に関して、コメントさせて頂きました。
都内で、高齢者二人家族における同時死亡が、6家族で見られたそうです。事件性はなく、司法解剖は行っておりません。今年はインフルエンザが大流行しました。インフルエンザ罹患で、65歳の高齢者は2%、85歳の高齢者は13%で肺炎を合併します。高齢者ですと、インフウレンザも肺炎も、典型的な高熱はでず、微熱または平熱で、倦怠感、食欲不振程度の症状しかでないものの、急変する可能性はあります。今回の案件は、テロや事件ではないので、感染症、しかも、インフルエンザから肺炎合併を疑いたくなります。インフルエンザも肺炎も高齢者では、発熱を認めないこともあると認識いただいて、医療機関受診を考慮頂ければ幸いです。

4月3日