2012年診療最終日

本日は2012年の診療最終日でした。土曜日ということも重なり、お待たせしてしまって申し訳ございませんでした。
来年も皆様のお役に立てるように勉強させていただきますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
以前にもお正月用にと患者様が大切に育てられた千両を今年も頂きました。
どうもありがとうございました。
2013年が皆様にとって素晴らしい年になりますようにお祈り申し上げます。

12月29日

東京医科歯科大学と連携

祭日でも病気は待ってくれません。喘息で拝見させていただいている患者様が倦怠感を主訴に土曜日夕方いらっしゃいました。レントゲンで肺炎を認め、メディカルスキャン池袋でとっていただいたCTでも同様でした。患者様は70代の女性で、高齢となると熱がでないこともあります。今回は、風邪と近医で診断されて、ロキソニンやイブプロフェンという解熱鎮痛薬が処方されていたために、一見発熱のないように思われました。抗菌薬を処方させていただきましたが、患者様と御相談のうえ、日曜日でしたが、連携先の東京医科歯科大学呼吸器内科に電話してベッドをとっていただき、入院していただきました。いつも東京医科歯科大学病院には助けていただきます。

12月23日

インフルエンザ

ノロウイルスが流行しておりますが、インフルエンザA型の患者様も増えてきました。今年は今のところ、A香港型が流行しそうです。2月以降は例年通りB型インフルエンザが流行します。インフルエンザに罹患しても、リレンザ、イナビルといった吸入薬、タミフルの内服薬、最近は注射薬も使えるようになりました。それでも、まずインフルエンザワクチンでの予防が重要です。できるだけ年内の接種をおすすめ申し上げます。

12月22日

喘息と吸入ステロイド

喘息の患者様で吸入ステロイド治療させていただいていたものの、自己中断してしまって、この寒さもあって喘息発作を生じる患者様が増加しております。再度吸入ステロイドを開始していただき、厳しいようですが、吸入ステロイドの重要性を説明させていただいております。喘息コントロールに吸入ステロイド継続が極めて重要ですから、今後も啓蒙させていただきます。

12月20日

池袋心療内科クリニック

池袋心療内科クリニックがクリニックのビルの5階で1月7日から診療開始されます。
院長の小川原先生と同クリニックの摂食障害研究所所長になられる、九段坂病院副院長の山岡先生と意見交換する機会をいただきました。心療内科専門家の先生方が近くに来て下さるのは心強いです。山岡先生は全国から患者様が新幹線、飛行機に乗っていらっしゃり、山岡先生の予約を新患としてとっていただくのに数年待ちと九段坂病院のスタッフの方々からは聞いております。忙しいクリニックになりそうです。

12月16日

池袋と喘息

東京は大気汚染問題で、喘息の患者様には医療費の公費負担制度があります。実際、都内でも環状8号線、7号線、6号線と次第に大気汚染が悪化しているデータをみせていただいたこともあります。池袋も環状6号線ほか、幹線道路も多く、首都高速道路5号線もあって、都内でも極めて交通量の多いところです。大気汚染と喘息の因果関係のある以上、池袋近郊の喘息患者様はつらいところです。吸入ステロイドでコントロールはつきますが、喘息は、風邪、インフルエンザ含めた感染症、ハウスダストなどの埃の環境、大気汚染、ストレスなどで悪化しますので注意が必要です。

12月15日

修学旅行のお土産

喘息の高校生の患者様が修学旅行から帰っていらっしゃいました。修学旅行直前、鼻炎を合併して調子をくずされたものの、回復して楽しんでくださったようです。石垣島への修学旅行だったとかで体験ダイビングも楽しまれ、お話を聞くだけでも、素晴らしい修学旅行です。更に、お土産にと、シーサーのキーホルダーをいただきました。高校生の患者様が、私の大好きな沖縄でダイビングをされ、シーサーのお土産を下さり、大感動でした。

12月13日

豊島区医師会池袋医会

豊島区医師会池袋医会の会合があり、出席させていただきました。大学や総合病院の先生方と連携するように、医師会の先生方とは池袋周囲で連携していただき、たいへんお世話になっております。医療が細分化され、専門別に詳細な医療を患者様に提供させていただく時代ですので、お互いの専門別に御紹介しあうのはとても重要で、貴重な意見交換会でした。

12月8日

睡眠時無呼吸症候群とスポーツクラブ

睡眠時無呼吸症候群の患者様は高血圧、糖尿病、高脂血症などを合併することが多く、nCPAPの治療とともにダイエットが必要なことがあります。本日受診してくださった患者様はスポーツクラブに入会し、仕事帰りや休日を利用してトレーニングに励んでダイエットを試み始めて下さいました。
全ての血液検査の数字が正常化する日を心待ちにしております。

12月8日

インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチン

冬の到来にて、高齢者は感染症が心配なところです。インフルエンザワクチンは年1回、肺炎球菌ワクチンは5年ごとに接種していただいて予防していただければと思います。どちらも罹患しないわけではありませんが、ワクチン接種によって軽症ですみますので、本格的な冬到来前、年内には済ませておいていただきたい冬の感染対策です。

12月2日

12月になって

12月になって急に寒くなってしまいました。秋が通り過ぎて急に冬が到来した感じです。温度差のため、風邪をひいたり、喘息発作を生じる患者様が増加しております。いよいよ冬到来で、インフルエンザも怖いところです。風邪、インフルエンザ契機の喘息発作が心配です。

12月1日