killer インフルエンザ TBS あさチャン!

南半球、オーストラリアでの今年のインフルエンザ大流行で、500名程度の方が亡くなり、killer インフルエンザと称されております。H3N2のA香港型ですが、なぜ大流行し、多くの方が亡くなったのか、不明です。オーストラリアでは来年から、H3のワクチン株の変更を行うようです。
日本で大流行しなければいいのですが。。。
現在のところ、日本ではH3N2よりH1N1から流行しているようです。
ワクチン、手洗い、口腔ケアなどできることは全て行って予防していただきたいものです。

11月28日



殺人インフルエンザ TBSビビット

殺人インフルエンザに関して、TBSビビットにてコメントさせて頂きました。南半球のオーストラリアでインフルエンザが大流行し、多くの方が亡くなりました。A型H3N2ですので、従来のインフウレンザであり、新型ではないのですが、恐ろしい事態です。現在、インフルエンザワクチンの供給が足りていないのですが、12月中旬には流通は間に合ってきますので、ワクチン接種をお願いします。
また、手洗い、マスク脱着、口腔ケア、加湿器、お茶のカテキン効果、豆乳の大豆イソフラボンの効果など御紹介させていただきました。私も実践しております。

11月22日


カゼ対策 TV朝日 林修の今でしょ講座

カゼ対策について、TV朝日 林修の今でしょ講座でコメントさせて頂きました。
カゼにはのどの線毛を活発にするための乾燥防止、そのためにのど飴やふろの湯気は有効です。加湿器は勿論有効です。
最近は、風邪初期では寝ているのではなく、軽度の運動が免疫をあげて有効なこともわかってきました。私はカゼ初期は、walking20分か水泳を軽く5分と決めております。
カゼの常識、エビデンスも変わってまいりました。

11月21日

週刊朝日 誤嚥性肺炎

週刊朝日で誤嚥性肺炎を特集してくださり、コメントさせて頂きました。肺炎は死因の第3位。96%は高齢者、7割以上が誤嚥性肺炎です。飲食物の誤嚥でなく、夜間の唾液による不顕性誤嚥、つまり気が付かない誤嚥が問題になります。その原因は、小さな脳梗塞、ラクナ梗塞と、ノドの筋力低下です。原因および対策をコメントさせて頂きました。もし、宜しければ、御一読頂ければ幸いです。


11月21日

マライアの上気道感染症 TBSビビット

米国の歌姫、マライアが減量手術後、インフルエンザにかかり、更に上気道感染症でクリスマスコンサートが延期となったそうです。TBSビビットでコメントさせて頂きました。
インフルエンザは気道障害が強いので、二次感染として、風邪としての上気道炎だけでなく、肺炎を発症することもあります。今回は上気道炎で済んだものの、プロ中のプロとしては、インフルエンザ、上気道炎と続き、セキや声の調子が今ひとつだったのかもしれません。

11月20日

インドの大気汚染PM2.5 フジTV グッティ

インドの大気汚染が深刻で、PM2.5濃度が桁外れに高くなっております。フジTV グッティ でコメントさせて頂きました。
PM2.5による大気汚染は中国で問題ですが、インドは更に深刻です。PM2.5とは2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質ですので、吸入することで、肺がん、COPD,喘息、呼吸器感染症など呼吸器疾患のみならず、心不全のリスクまで増加してしまいます。
海外旅行、出張で喘息が悪化する方が多いので、注意が必要です。

11月17日

風邪と勘違いしやすい肺炎 産経新聞 くらしの百科

風邪と勘違いしやすい肺炎 について、産経新聞 くらしの百科でコメントさせて頂きました。
風邪と自己診断されている中に肺炎、誤嚥性肺炎、肺炎球菌性肺炎など混じっております。
本日も、風邪を心配された70歳女性が肺炎球菌性肺炎でした。
長引く咳、いつもの風邪と異なる倦怠感では肺炎も疑わないといけません。

11月11日


卓上加湿器 日本経済新聞 NIKKEIプラス1

卓上加湿器 にていて、日本経済新聞 NIKKEIプラス1でコメントさせて頂きました。
乾燥してきた11月中旬では加湿器がほしくなります。加湿器は、スチーム型、超音波型、気化型、ハイブリッド型などありますが、いずれも、加水しないで、毎日、水の交換が重要になります。

11月11日

誤嚥性肺炎の予防密着取材 TBSビビット

お世話になっている、TBSビビットで、誤嚥性肺炎の予防密着取材を放送してくださいました。
日曜日と平日の診療を密着くださり、妻とデパートでも買い物で、ブロッコリースーパースプラウトを購入、葉酸摂取は、嚥下反射改善に有効です。ヨガの連休で呼吸筋を鍛え、セキ反射を鍛えます。食後だけでなく、歯磨きとフロスで、1日4回から5回の口腔ケアで、口腔内雑菌を減らします。
誤嚥は雑菌の多い唾液を誤嚥して発症しますので、口腔ケアは重要です。
更に、寝る向きは、胃酸の逆流しにくい左向きでねるのがリスク低下となります。
嚥下体操として、ノドの筋肉をきたえるために、患者宮田和子様にも御協力頂きました。

11月10日





長引く咳 TV東京よじごじdays

TV東京よじごじdays で、長引く咳に関して、セキ喘息、気管支喘息、肺MAC症など、コメントさせて頂きました。
2週間以上続いたら、風邪ではありません。セキがでだすととまらず、冷気で咳、ラーメンの湯気で咳、会話で咳、笑って咳 などで気道過敏性が亢進するセキ喘息の可能性が高くなります。セキ喘息の3割は、ヒューヒュー、ゼーゼーする気管支喘息に移行します。
また、近年、中高年女性に急増している肺MAC症には注意が必要です。中高年でも、やせた方は肺MAC症にリスクがあります。治療に難渋しますので、まずは正確な診断が必要です。

11月9日




過呼吸の連鎖 NHK ニュースシブ5時

過呼吸の連鎖 に関して、NHK ニュースシブ5時 でコメントさせて頂きました。
岡山の小学校で、合唱の練習中に、1名が倒れ、次々と倒れる生徒が続出し、救急搬送されたそうです。25名が集団で短期間で発生するのは、テロや新型感染症でなければ、周囲に感染するような怖いものではありません。過換気症候群であった可能性が高いと思います。合唱の練習で、緊張して交感神経が優位となった過呼吸となり、1名が倒れると、興奮と不安が混じって、更に交感神経優位となり過呼吸となることで、連鎖したものと思われます。今年の春も、幕張のライブで過呼吸の連鎖で集団で救急搬送された事件がありました。
以前はpaper bag breathingで治療しましたが、最近では禁忌となっております。過呼吸が精神的なものと診断するには、心不全や肺塞栓など重篤な病気を否定しないといけません。過去には、肺や心臓の病気による過呼吸を、過換気症候群と誤診して、paper bag breathingを行い、死亡事故もあったそうです。
過呼吸は連鎖しうると考えて頂き、救急要請、声掛けで安心頂くこと、深い呼吸での呼吸法などを、頭の隅にとどめて頂ければ幸いです。

11月6日



カーペットと喘息 日経新聞夕刊

日本経済新聞夕刊で、カーペットと喘息に関して、コメントさせて頂きました。
カーペットの方がダニを舞わないとする報告がある一方で、アレルギー学会ガイドラインでは、
アレルギー対策には、カーペットでなく、フローリングを推奨しております。
花粉症でのデータをみても、ウールは化学繊維の何倍も花粉が付着することからも、やはり、アレルギー対策ではウール使用のカーペットは向かないと思われます。
掃除は、とてもゆっくりと掃除機をあて、少なくとも3日に1回は必要です。

11月2日

合唱で過呼吸 TBSあさチャン

岡山県の学校で、合唱中に集団で過呼吸発作を生じた生徒さんが救急搬送されました。
TBSあさチャンでコメントさせて頂きました。
緊張して交感神経が優位となって過呼吸発作を一人が生じると、緊張と不安とで、周囲の方々も更に交感神経が緊張して、過呼吸が連鎖することがあります。
落ち着いた対処が重要です。

11月2日