寒暖差アレルギー

真夏の猛暑から残暑がないまま、肌寒くなってしまいました。寒暖差で咳喘息や喘息の患者様が悪化することが多いのですが、鼻炎症状が出現する患者様も増加しています。アレルゲンに対する反応ではなく、寒暖差アレルギーであり、医学的には血管運動性鼻炎とも呼ばれます。もう1回暑くなって、残暑を楽しみたいところです。

8月31日

ダイエットで睡眠時無呼吸症候群のCPAP離脱 

30㎏のダイエットに成功し、睡眠時無呼吸症候群のCPAP離脱できた患者様がいらっしゃいます。無呼吸の検査の結果、以前認めた重症の無呼吸は全くなくなっておりました。ダイエットに成功し、糖尿病も改善、無呼吸も改善。ダイエット成功するまで頑張った患者様に大拍手です。

8月29日

寒暖差と咳喘息、喘息 NHKニュースウオッチ9

8月後半になって、急に寒くなってまいりました。前日から3℃低下すると喘息が悪化するという報告があります。寒暖差のために咳喘息、喘息が悪化する患者様が増えております。本日午後NHK ニュースウオッチ9 の取材をいただきました。まだ8月ですが、季節の変わり目では、呼吸器疾患、特に喘息の患者様にはつらい時期です。

8月28日

台風と咳喘息、喘息

夏季休暇を本日までいただきました。御迷惑をおかけして、誠に申し訳ありません。
台風が2個発生し、日本列島に迫っております。咳喘息、喘息の患者様は台風で悪化する方は多くいらっしゃいます。アレルギー学会の報告でも、喘息患者様が悪化する因子として、第1位は風邪、
第2位が台風や低気圧などの気象の変化です。このため、気象病とも称されます。台風が日本列島から離れていけばいいのですが。。。

8月20日

肺結核は昔の病気ではありません

肺結核は昔の病気ではありません。世界の1/3の方が感染しております。日本では感染者、発症者は減少しましたが、やはり問題となる疾患です。健康診断で異常陰影を指摘された20台男性が、CT所見、血液検査(T-sopt陽性)から強く肺結核を疑いました。喀痰では結核菌を検出せず、九段坂病院で気管支鏡を行っていただきましたが、はやり結核菌を検出しませんでした。肺結核の早期発見ですから、外来にて治療開始させていただきました。健康診断の重要性を再度認識させていただきました。

8月14日

冷房と咳喘息

これだけ猛暑が続くため、冷房が必須です。冷気は咳喘息、喘息の患者様には苦手なものです。
エアコンで咳こんでと受診くださる患者様が多数いらっしゃいます。

8月13日

百日咳

百日咳は夏から秋に流行します。お子様だけでなく、大人の百日咳が問題となっております。百日咳抗体高値であった患者様に電話したところ、旅行先でした。お子様も感染されたのか、咳がひどいとのことでした。旅行先からもどってくださり、お子様は小児科、お母様はクリニックを再診くださいました。百日咳は家族内感染がありますので、注意が必要です。

8月13日

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ感染症は冬に患者様が増加します。オーストラリアのホームステイから帰国した学生さんが受診くださいました。オーストラリアで肺炎と診断されて多数の抗菌薬を処方されたようです。ホストファミリーも咳と発熱された方がいたようで、うつってしまったようです。肺炎は軽快傾向でしたが、検査にてマイコプラズマ肺炎と診断させていただきました。オーストラリアは真冬ですから、流行時期だったようです。

8月10日

熱中症、夏型過敏性肺炎のコメント ワイドスクランブル

TV朝日のワイドスクランブルで、熱中症、夏型過敏性肺炎のコメントをさせていただきました。
生放送の緊張感の中にも、スタッフの皆様の温かい雰囲気で、とても楽しい時間でした。
私にとっても、熱中症、夏型過敏性肺炎と慣れた疾患を再度勉強するいい機会です。

8月6日

コニカミノルタ フラットパネルで待ち時間短縮

コニカミノルタのフラットパネル(DR)にしてから1週間。CRの時に比べて、レントゲン室での待ち時間が短縮されました。以前のは1枚出力するのに1分、2枚の撮影で画像確認で約2分かかりますが、今回のDRにて待ち時間は1秒です。画像検査はクリニックでも進化しています。

8月4日

夏型過敏性肺炎の自宅調査

抗トリコスポロン抗体陽性の夏型過敏性肺炎疑いの患者様の自宅調査にお伺いさせていただきました。カビの繁殖場所を見出さないと今後の対処がかわりますので、重要な仕事なのです。

8月2日