花粉症、新薬で。

今年も花粉症の新薬がでました。花粉症の薬は眠くなることが多いといわれていましたが、この新薬は眠くなることが少なく強い味方です。私もこの薬で今年の花粉を乗り越えております。今まで、市販薬しか使用したことがなかった患者様は、こんなに楽なシーズンはないと、多数の花粉が飛散しているこの状況でも大丈夫とおっしゃいます。花粉症のシーズン終了まであと1カ月、この新薬に助けられます。

3月26日

禁煙外来

本日で12週間の禁煙治療が終了した患者様がいらっしゃいます。当初は禁煙なんて絶対できないと思うけど、禁煙に挑戦したいとおっしゃって受診してくださいました。初めの2週間では禁煙できませんでしたが、後半には禁煙に成功し、現在では全くタバコを意識しないそうです。チャンピックスは強い味方です。

3月25日

花粉症と咳

暖かくなり、花粉症がつらい日々となりました。今までは効いていたのに、花粉の量が多いために、症状が強くなって、強めの薬に替えさせていただいた患者様もいらっしゃいます。鼻水、鼻閉、目のかゆみだけでなく、咽頭違和感や咳を訴えられる患者様もいらっしゃいます。花粉症が悪化したのを契機に喘息発作を生じた患者様もいらしゃいました。連休明けまで花粉症は続くと思われますので、まだまだ厳しい日々は続きます。

3月24日

東京医科歯科大学の先生方が池袋のクリニックに

東京医科歯科大学の先生方が池袋のクリニックに来て下さいました。私が大学時代から10年以上、一緒に勉強させていただいた仲間の先生方です。大学院を卒業して、連携病院に行かれるとのことで、4月を前に来て下さいました。呼吸器領域の最近のトピックスについてdiscussionさせていただき、とても有意義で勉強になる連休最終日でした。

3月21日

被曝

御存じのように福島原発事故からの被曝が問題となっております。本日も多くの患者様に人体に影響ないか、子供は大丈夫かと御質問をいただきました。東京医科歯科大学時代からCTやPET-CTを施行させていただく際には、検査による放射線被曝のことも御説明させていただいておりました。空からの自然放射線を考えると、数年長生きすれば、これらの検査での被曝程度は問題になりません。今回の放射線被曝も、福島原発周囲ならともかく、東京では問題となるものではありません。雨が降っても東京では大丈夫です。本日は繰り返し、患者様にご説明させていただきましたが、今後はテレビ、マスコミからも、視聴者に理解しやすい説明を繰り返していただければ幸いです。

3月19日

節電します

連日の報道で地震の被害の悲惨さに胸を痛めております。
本日、電力不足による計画停電についての報道がありました。
当クリニックは計画停電には今のところ入ってはいませんが、できるだけ節電に努めていきたいと思います。
まずは待合室の電気を通常の半分にさせていただこうと思います。ご不便をおかけいたしますが、どうぞご理解いただけますようにお願い申し上げます。

一人一人の小さなことの積み重ねが大きな力となります。

皆さまのご協力をお願い申し上げます。

3月12日

地震で

午後3時前の大きな地震で東日本、日本中はたいへんなことになっております。地震後に喘息発作でいらっしゃった患者様もたくさんのコンピューターが壊れたとおっしゃておりました。交通機関も麻痺状態のため、御予約いただいていた患者様も来院できず、薬がたりなくなるのではと心配です。東北ではかなりの被害がでているようです。軽症~重症まで多数の被害者がでているものと思われ、医療従事者としては、自分で何ができるか考えてしまいます。まずは、池袋のクリニックの患者様の治療が継続してできるように、対応させていただきます。

3月11日

東京医科歯科大学、豊島病院、聖路加国際病院との連携

この数週間で、肺癌や肺炎、肺塞栓、気胸で東京医科歯科大学、豊島病院、聖路加国際病院の以前からの仲間の先生方に入院治療をお願いしてベッドを確保して治療していただきました。池袋のクリニックでも、肺癌や肺炎、肺塞栓、気胸などで、急な入院治療が必要になることが多々あります。電話1本でお願いして、診療していただき、誠に感謝しております。

3月8日

花粉症と咳、喘息

花粉症患者様にはつらい季節です。先週からやや温かい日があったせいか、花粉も飛散したようです。花粉症は、鼻汁、鼻閉、目のかゆみだけでなく、咽頭痛や咽頭違和感を訴える患者様が多くいらっしゃいます。花粉症患者様の70%以上に咽頭症状を訴えるとする報告もあります。鼻汁がでて咳がでたり、喘息が誘発されることもあります。私も先週の花粉飛散から、咳喘息が悪化して、吸入ステロイドの量を増加して自分で治療しておりました。更に、花粉症の薬を強化して、鼻汁、鼻閉、咽頭違和感をコントロールできた次第です。最近は、重症の花粉症患者様には私と同じ処方をさせていただいております。今年はスギ花粉の飛散量が5~10倍といわれており、まだまだつらい季節が続きます。

3月5日

肺年齢と吸入ステロイド

当クリニックのスタッフも咳喘息、喘息のために吸入ステロイドを継続しております。吸入ステロイド継続で肺年齢は見事に改善し、実年齢まで戻っております。吸入ステロイドの大切さを再度勉強させていただきました。

3月4日

禁煙外来

今度お子様が生まれるから禁煙したいと禁煙外来を受診してくださった患者様がいらしゃいます。お子様のために禁煙をしてくださる若い世代が増えていると思います。数ヶ月前に、やはり生まれてくるお子様のために禁煙治療を受けて下さった患者様が本日花粉症治療で受診してくださり、禁煙が継続していらっしゃるとのことでした。若い世代の禁煙もまた大歓迎です。

3月3日