喘息と禁煙

先日喘息と診断させていただいた患者様が2回目の受診をしてくださいました。患者様には、本日禁煙治療薬であるチャンピックスを御紹介させていただこうと考えておりましたが、患者様は初診日以降は禁煙してくださったそうです。呼吸器科医である私にはとても嬉しい患者様からのお話でした。喘息のコントロールのためにも、色々な方法で禁煙の御相談をさせていただきます。

6月29日

東京医科歯科大学呼吸器内科

先日、私が所属し昨年まで22年間勉強させていただいた東京医科歯科大学呼吸器内科の教授と非常勤講師で横浜の古家内科医院の院長先生がクリニックに来て下さいました。診療後に池袋で食事をしながら、喘息、慢性咳に関する貴重なコメントをいただきました。私にとっては、呼吸器専門医の他の先生方の御意見をお伺いする貴重な時間でした。今後もこのような時間を大切にし、東京医科歯科大学の研究会にも参加させていただきます。

6月29日

咳喘息の患者さまから



中国の大学で教鞭をとられていらっしゃる咳喘息の患者様から、写真を頂きました。中国の山東省の威海という所の風景でとてもきれいな景色です。山東省は、かの有名な孔子や諸葛亮孔明の出身地だそうです。梅雨もないらしいので、梅雨時にひどくなりがちな喘息の患者様方にとってはうらやましい限りです。機会があればお伺いしてみたいです。貴重なお写真をありがとうございました。


6月27日

高血圧と無呼吸

池袋で開業させて頂いてから、場所がらもあるのでしょうが、会社勤めの患者様が多くいらして下さいます。皆様、職種は様々ですが夜遅くまでお仕事をされているご様子で、少々の体調不良ではなかなか休めないそうです。

ある男性の患者様は睡眠時無呼吸の為、高血圧も合併し投薬と、睡眠時につけて頂く在宅陽圧装置で様子を拝見させて頂いております。体型もふくよかなので、少しダイエットして頂き、体重が標準近くにでもなれば薬を減らしていけるので、ダイエットのご提案をさせて頂いてます。

しかし、実際にはお仕事が多忙なため運動の時間は割けず、食事は夜遅くなり・・・というのが現実のようです。寝る前の冷えたビールを飲むのが楽しみとおっしゃられると、私としてもそれはやめて下さいとはなかなか言いいにくいのが心情です。とはいえ、ゆっくり時間をかけてでもダイエットを成功させて頂き、さらに充実した日々となるようサポートさせて頂きたいと願っております。

ありがとうございます



開院させて頂いてから早いもので8ヶ月目になります。
東京医科歯科大学病院、九段坂病院、銀座の診療所から引き続き拝見させて頂いている患者様、また池袋で開院してからの患者様、皆様に支えて頂きどうにかこれまで過ごしてまいりました。

そして当クリニックの受付のディスプレイをいつもきれいな折り紙や押し花、手作りのお人形で飾って下さる患者様、四季折々のきれいなお花をお持ち下さる患者様、そしてクリニックの内装や配置を気に掛けてアドバイスを下さる患者様、すべての患者様のたくさんのお御心遣いに支えられてきました。
心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。

これからも患者様目線での診療スタイルを変えずに精進していきます。
何でもお気づきの事があれば、アドバイス頂ければ幸いです。

6月22日

内科学会講演会


本日は日本内科学会の教育セミナーに参加させていただきました。いつも参加させていただいている日本呼吸器学会や日本アレルギー学会では、専門分野の内容ですが、日本内科学会では幅広く、呼吸器およびアレルギーだけでなく、あらゆる分野の内容が盛り込まれ、腎臓病やHIV感染症の講演を拝聴させていただき、とても勉強になりました。今後も最新の医療に携われるように、勉強させていただきます。

6月20日

梅雨と喘息



梅雨は喘息患者様にはつらい季節です。今まで落ち着いていた患者様が少し調子をくずしたとおっしゃいます。また、しばらく発作のなかった喘息患者様で久しぶりに発作がでたと初診でいらっしゃる方が増えております。季節の変わり目で風邪もひきやすいこともありますので、御自愛いただければ幸いです。

6月19日

梅雨と咳


先日、患者様のA様が素敵な紫陽花をお持ち下さいました。とうとう梅雨の季節が到来です。

梅雨の頃は喘息の患者様にとってつらい時期でもあります。天候、気温、そして気圧の変化により咳や喘息が悪化しがちですので、いつも以上に注意が必要です。また、湿度が上がりますのでカビやダニの発生しやすい時期でもあります。カビやダニは高温多湿の場所を好み、アレルギーをひきおこす原因となりますので、除湿機や乾燥機を上手に使って頂き、湿気対策を考えてみて頂きたいと思います。

また、体温調節のできる服装や十分な睡眠と休息を心がけて頂き、このつらい時期を乗り切っていただきたいと思います。

6月15日



禁煙成功


舘ひろしさんが、禁煙に成功されたというTVのコマーシャルを先日拝見しました。

舘さんが、のみ薬で禁煙をするということは随分と話題になり、禁煙に対する喫煙者の意識が変わりつつあるように感じております。喫煙歴が長い方ほど、今さら禁煙しても変わらないのではと思われがちです。舘さんも40年も喫煙されていたそうですが、それでも禁煙をしてから明らかに息切れがなくなり別世界のようだと話していらっしゃいました。やはり当クリニックの患者様で禁煙に成功なさった方が、朝起きてリビングに入った時の空気の違いをはっきりと感じると話して下さいました。

舘さんは、”かながわ卒煙塾”の塾長になったり精力的に禁煙を勧める講演をなさったりと、少しでも多くの方が卒煙できるようにがんばっていらっしゃいます。当クリニックでもできる限りのサポートをさせて頂きますので、何年喫煙されていても諦めずにご相談いただければと願っております。
6月14日


禁煙外来

禁煙外来を受診してくださる患者様が増えております。タバコをまずくする薬、チャンピックスによる禁煙は、少量から開始して8日目から維持量となり、8日目からの禁煙を目標にしていただいております。逆にいえば、禁煙外来受診後1週間は喫煙継続も可能です。昨日来院してくださった患者様は、内服1週間で、タバコを吸う気がなくなったとおっしゃいます。今後も禁煙成功のために受診してくださる患者様のお手伝いをさせていただければ幸いです。

6月12日

風邪と咳喘息

風邪のあと、風邪はなおったのに、咳だけ続くという患者様が増えております。夜間のひどい咳、会話や電話で誘発される咳、空気の変わり目ででる咳、咽頭がイガイガするともおっしゃいます。季節の変わり目で体調を崩し、風邪でおわらずに咳喘息に至る患者様が多いため、天候の安定しないこの季節は心配です。

6月5日

池袋と禁煙外来

舘ひろしさんがコマーシャルされているチャンピックスというタバコをまずくする薬による禁煙治療のために受診される患者様が増えております。20本の喫煙で肺活量は1年間に30cc減少しますので、30年間で1L近く減少します。肺癌ができる前に、肺気腫で呼吸不全に陥る前に、禁煙治療を開始してくださる患者様を拝見させていただき、誠に幸せです。

6月4日

喘息と肺年齢

喘息の患者様は、肺機能検査で肺年齢が高値となってショックを受けられることが多くあります。初診時に85歳となってしまった29歳女性が、吸入ステロイド治療を数ヶ月継続してくださり、本日は40歳まで改善しておりました。継続してくださることで、もう少しで29歳の肺年齢に戻ると思われます。

6月1日