蜂毒アレルギー マツコ・デラックス

東京MXの5時に夢中の番組にて、蜂毒アレルギーのコメントをさせていただきました。蜂に刺されると、皮膚が腫れるだけでなく、アナフィラキシー(皮膚症状として蕁麻疹や粘膜の腫脹、消化器症状として嘔吐や腹痛、呼吸器症状として喘鳴や呼吸困難、循環器症状として血圧低下や意識消失など)を生じることがあります。はじめて刺されても生じる可能性はありますが、2回目ですと20%の確率でアナフィラキシーを生じます。リスクのある方はアドレナリンの注射薬エピペンの携帯が有効です。
蜂に襲われないためには、黒い服や花柄の服は避けること、甘い飲食物を持参しないことなどが挙げられます。
都内では皇居周辺では蜂は多いのですが、私も数年前に、千代田区で蜂に頭を刺され、当時勤務していた九段坂病院の病棟に戻り、何かあったら、アドレナリンを注射してと看護スタッフに頼んでいたことがありました。
番組の中で、マツコさんに“このハゲ医者”といじられるかと思いましたが、いじられることなく終了しました。
まだまだ寒い時期ですが、春先から注意が必要です。

1月26日