遺伝子検査と発病リスク、生活習慣病、フジTV バイキング

フジTVのバイキングの中で、遺伝子検査による将来の様々な病気の発病リスクに関して紹介されました。絶対生じるわけでなく、遺伝子検査の結果から、発病する確率の高い病気を見極めて、生活習慣などを見直そうという意図です。私は内科医として読んでいただき、コメントさせていただきました。糖尿病性網膜症は糖尿病のコントロールが悪いと眼に合併症を生じ、失明のリスクがありますが、糖尿病を発症しない食事と運動が重要です。高脂血症は動脈硬化の原因となりますが、食事と運動、アルコールを控える、EPAやDHAの多い青魚を採るなどの予防も重要です。これらは生活習慣病です。ムズムズ脚症候群は原因不明ながら、ストレスやドーパミン低下、鉄不足が問題とされ、睡眠障害の原因となるため、カフェインやアルコール、タバコを控えていただくことが重要です。

12月4日