ワクチン接種準備に 医療用冷蔵庫とビデオ喉頭鏡

豊島区の医療従事者ワクチン接種が近づいているようです。5月からは高齢者への接種も開始となります。豊島区区長と豊島区医師会の連携で、患者さんが安心して接種いただけるように、接種率向上に繋がるように、かかりつけ医での個別接種を中心に行う予定です。

当クリニックでも、その準備の一環として、医療用冷蔵庫に交換しました。現状では肺炎球菌ワクチン(プレベナーとニューモバックス)、難治性喘息のための生物学的製剤しかありませんが、ファイザーの新型コロナ用のワクチン到着を心待ちにしております。

万が一のアナフィラキシーショックでの気道確保のために、ビデオ喉頭鏡を購入しました。10年前の大学病院時代と異なり、ビデオ喉頭鏡による安全で、感染対策にもなる気道確保がすすんでいると、大学時代の友人の麻酔科医と国立がん研究センターの呼吸器感染症医に教えて頂きました。ビデオ喉頭鏡での気道確保が必要な状況にならないことが何よりですが、リスクマナージメントです。

開業して11年で、エピペンやアドレナリン注射薬を使用したのは、3回です。ソバによるアナフィラキシーショックで1回、小麦粉アナフィラキシーで1回、喘息重責発作で1回です。ワクチン接種でエピペンやアドレナリン注射薬を使用しないで重篤な副反応なく進行すればいいのですが、やはり、エピペンやアドレナリン注射薬も複数、準備いたしました。

4月5日