ゴキブリ喘息

昨日発売の週刊プレーボーイに「ゴキブリぜんそく」に関してコメントさせていただきました。

アメリカの都市部では、ホコリの中にゴキブリアレルゲンが多量に含まれていることがわかり、ダニよりもゴキブリにアレルギーを示すぜんそく患者が多いことがわかって、ゴキブリぜんそくが社会問題化しているようです。
海外でのアレルギー患者のゴキブリ感作率(アレルギー陽性率)は、台湾で54.9%、アメリカのケンタッキー州で36.9%、インドでは35%と報告されております。

国内で41歳の母親と11歳の女児、10歳の男児の家族でゴキブリぜんそくの報告として「この家族には、ダニやハウスダストのアレルギーはなかったため、最初はストレスや心因性によるぜんそくと考えられていました。しかし、入院して自宅から離れるだけで改善したので、ゴキブリアレルギーの血液検査をしてみたところ陽性でした。自宅を見てみると、あまり掃除がされていなくてゴキブリが多く、駆除して清潔な環境にしたらこの3名はぜんそくの再発もなくなったとのことです」と紹介させていただきました。

私も苦手なゴキブリ喘息が、日本では増加しなければいいのですが。。。

7月1日