間質性肺炎、セカンドオピニオン

10年来、間質性肺炎を患って病院に通院しているという患者様が函館からセカンドオピニオンでいらしゃってくださいました。間質性肺炎は、膠原病に伴うもの、アスベスト曝露など職業性のもの、鳥関連抗原や家のカビなどの吸入による慢性過敏性肺炎、薬剤など原因は様々で、原因不明の場合、特発性とされます。私は東京医科歯科大学時代、現副学長の吉澤先生に間質性肺炎の臨床と研究の御指導をいただき、ミシガン大学留学中も間質性肺炎の患者様を拝見させていただきました。次回には外来終了後に、ゆっくりと診察させていただき、CTや検査所見などから原因を考えて、場合によっては、東京医科歯科大学の仲間と連携させていただければ幸いです。

7月22日