池袋の駅からクリニックへの徒歩2分程度の距離でも、咳をしている方を多くみかけます。風邪やインフルエンザだけでなく、咳喘息や喘息の患者様もいらっしゃると思います。注意しなくてはいけないのは、副都心である池袋は結核の発生率も高いことです。長引く咳でいらっしゃった患者様には、結核や肺癌を除外するために、一度はレントゲンを撮影させていただきます。咳喘息や喘息なら、患者様から詳しいお話をお聞きし、丁寧に聴診して、肺機能検査をさせていただくことで診断できます。他にも咳を生じる原因疾患は多数ありますが、池袋から結核を根絶して、喘息のような気道が過敏な患者様が、結核の心配をしないでいいような日がくることを望みます。
1月28日
咳と喘息とストレス
喘息の患者様の中には、吸入ステロイド, アドエア-やシムビコートを使用しても改善がおもわしくない方がいらっっしゃいます。そういう時は、吸入方法が適切か確認させていただいたり、喘息以外に咳がでる原因がないか、再度確かめさせていただいております。いつも患者様と御相談させていただくのは、ストレスはどうかということです。ストレスは咳を悪化させ、喘息のコントロールを難しくすることが知られております。私自身も喘息のために吸入ステロイドを使用しておりますが、学会での発表前にはいつも咳こんでしまいます。喘息はアレルギーおよびストレスと因果関係がありますが、どちらとも仲良くするために御相談させていただければと考え、診療しております。
1月25日
1月25日
ヤリガイくん

昨日、妻がめずらしい花?野菜?を花屋さんでみつけてきました。カリフラワーとブロッコリーのハーフだそうです。最近人気の花材らしく、食用にもなるそうです。形もおもしろくて気に入りましたが、この植物の名前がまたいいのです。”ヤリガイくん”というそうです。
”やり甲斐くん”なのか”槍貝くん”なのか、定かではありませんが、いずれにしても気に入りました。
東京医科歯科大学病院勤務の時は毎日が目の回るほど多忙でしたが、医療の最前線で多くのことを学ばせて頂き、常にやり甲斐を感じておりました。 今は開業医となり、立場は変わりましたが大学病院の時と同様に、最新の医療知識、技術、情報に耳を傾けつつ地域医療への貢献そして患者様と医師という関係を超えて心の通い合う医療に”やり甲斐”を感じて毎日診察させて頂いております。
クリニックに”ヤリガイくん”を飾ってありますので、どうぞ御覧になって下さい。
1月24日
新型インフルエンザワクチン
お待たせしました!
やっと、新型インフルエンザワクチンが一般の方にも接種して頂けるようになりました。一時期のように新型インフルエンザ騒ぎはなくなったとはいえ、昨年は主に小学校、中学校などで大流行し学級閉鎖になったという話をよく耳にしました。 年が明けてから当クリニックにも大人の方のインフルエンザの患者様が増えてまいりました。インフルエンザ症状は高熱を伴うイメージですが、最近は高熱がでなくてもインフルエンザと診断されることがございます。寒気や関節、のどの痛みなど気になる症状があれば、ご相談ください。
接種をして頂いた約2週間後から効果がでてまいります。予防接種をして頂いたからといってインフルエンザにかからないわけではないですが、ワクチン接種で発症しても軽症ですみます。新型インフルエンザワクチンの接種をご希望の方はまずは03-3986-0337までお電話下さいますようにお願いいたします。
1月22日
新人女優
九段坂病院

本日夕方、東京医科歯科大学時代から拝見させていただいている患者様から新鮮血の下血をしたと御電話をいただきました。普段は肺気腫と喘息、糖尿病の薬をださせていただいておりますが、下血されたのははじめてです。虚血性腸炎、痔、大腸癌など色々なことが考えられますが、絶食で点滴と入院が必要でした。九段坂病院の内科のS先生に電話し、患者様にはすぐに受診していただきました。クリニックの診療が終わって、21時過ぎに九段坂病院にお伺いしましたら、一時期血圧が下がったものの、点滴などの処置により回復してきていらっしゃいました。東京医科歯科大学時代も大学病院のベッドが満床の際にはよく九段坂病院のS先生にお願いしましたが、いつも迅速に対応してくださり、とても助かります。九段坂病院のスタッフはとても温かく、患者様は居心地がいいとおっしゃって下さいます。
もう少しすると九段坂病院の目の前にある、千鳥ヶ淵の桜が見所になります。
1月15日
もう少しすると九段坂病院の目の前にある、千鳥ヶ淵の桜が見所になります。
1月15日
喘息治療薬 シムビコート
お花をありがとうございました
喘息とペット
先日、小学校の同級生が2ヶ月咳がとまらないと受診してくださいました。会話で咳き込み、夜間の咳も多く、気管支が敏感になっておりました。聴診所見と肺機能の検査から喘息と診断しました。彼は室内で犬を飼っており、アレルギー検査でハウスダスト、ダニだけでなく、犬にも陽性反応がでていたため、電話したところ、アドエア-吸入を開始してからとても楽になったとのことでした。一度飼ってしまえばペットは家族ですので、大切にしないといけません。アレルギーとは仲良くすれば喘息もコントロール可能なこともあります。私は若い頃は、喘息の患者様にペットをやめていただくお願いをしたこともありましたが、現在は、アレルギーとは仲良くして、長期のコントロールを目標にさせていただいております。
1月11日
1月11日
新型インフルエンザと肺炎球菌
本日のニュースで、南米アルゼンチンで昨年新型インフルエンザの致死率が4.5%と極めて高かったのは、肺炎球菌との重複感染が主因だったことがわかり、米オンライン科学誌プロス・ワンに発表されたと報じられました。当クリニックの患者様は、喘息や肺気腫などの呼吸器疾患が多く、患者様によって、季節性インフルエンザワクチン、新型インフルエンザワクチンだけでなく、肺炎球菌ワクチンの接種もお勧めしております。肺炎は日本人の死亡原因の第4位で、その95%は65歳以上の方です。65歳以上の患者様、肺に基礎疾患のある患者様、糖尿病の患者様達には、5年間有効な肺炎球菌ワクチンで、可能な限りの肺炎の予防をおすすめさせていただいております。
1月10日
1月10日
新春肺フォーラム
千両をいただきました
あけましておめでとうございます。
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